国立民族学博物館National Museum of Ethnology

国立民族学博物館国立民族学博物館

国立民族学博物館についてABOUT National Museum of Ethnology

国立民族学博物館(みんぱく)は、文化人類学・民族学に関する調査・研究をおこない、その成果に基づいて世界の諸民族の社会と文化に関する情報を人びとに提供し、諸民族についての認識と理解を深めることを目的として、1974(昭和49)年に創設され、1977(昭和52)年11月に開館した。 2004年4月からは大学共同利用機関法人・人間文化研究機構の一員となり、機構内の5機関と連携して人間と文化についての総合的研究を推進している。

同館は、世界の民族、社会や文化などを研究対象とし、文化人類学と民族学および関連分野の基礎的かつ理論的研究をおこなっている。研究調査の成果を機関研究、共同研究、国際シンポジウムなどを開催し、毎年1200名を超す研究者を国内外から招聘して研究を発展させている。その成果は現地の人びとや社会と共有し、ともに議論し、考える「フォーラム型」研究に反映されている。また、出版やメディアだけでなく、講演会やゼミナール、フォーラムやウィークエンド・サロン、映画会や研究公演などさまざまな催しものをとおして一般の人びとにも公開されている。

同館は、異文化をより深く理解するために物質文化、生活様式、芸能・音楽などの文化資料や種々の情報収集も積極的にすすめてきた。現在、34万5千点の標本資料、7万点の映像・音響資料、66万点の文献図書資料などを所蔵する学術情報センターとして、種々の資料をデータベース化し、それらの資料と情報を学界や一般の人びとに提供している。

2008年度からは本館展示(地域展示・通文化展示)を順次刷新している。2016年6月に中央・北アジア及びアイヌの文化展示が新しくなり、すべての展示場が新しい姿を見せることになった。そのほか、春と秋に特別展示や年数回の企画展をおこない、新しい研究成果を披露している。

また、同館では、博士課程の大学院の教育をおこなっている。大学共同利用機関等を基盤とする総合研究大学院大学先端学術院人類文化研究コースにおいて、現在国内外から約30名の大学院生が学位論文の作成を目指して調査と研究にはげんでいる。

利用案内INFORMATION

国立民族学博物館 公式サイトURL
https://www.minpaku.ac.jp
所在地
〒565-8511 大阪府 吹田市千里万博公園10-1
TEL 06-6876-2151 (代表)
最寄駅
大阪モノレール:「万博記念公園駅」「公園東口駅」下車徒歩約15分
バス:阪急茨木市駅・JR茨木駅から「日本庭園前」下車徒歩約13分
開館時間
10:00〜17:00 (最終入館時間 16:30)
定休日
水曜日 
水曜日が祝日の場合は翌日が休館日
年末年始(12月28日~1月4日)
入館料・観覧料
一般 580円(490円)
大学生 250円(200円)
高校生以下 無料
※( )内は団体20名以上割引
※観覧料は、本館展示の観覧料金です
※特別展の観覧料は展覧会により異なります
開催展覧会情報をご確認ください
・展示観覧券売場は本館2階(特別展開催中は特別展示館でも販売します)
・本館1階エントランスホール、ミュージアム・ショップ、レストランおよび本館2階インフォメーション・ゾーンは、展示観覧券を購入しなくても利用できます
・研究公演、みんぱく映画会/みんぱくワールドシネマに参加の際は、本館の展示観覧券の提示が必要です
※みんぱくゼミナールの参加は展示観覧券は不要です
※高校生以下の方が同園内を通行される場合は、万博記念公園各ゲート有人窓口で、みんぱくへ行くことを申し出、通行証をお受け取りください
※大学生、一般の方は万博記念公園各ゲートで、国立民族学博物館の観覧券を購入してください。同園内を無料で通行できます
※万博記念公園を利用の場合は、同園入園料が必要です
割引クーポン
特になし
美術館名 よみがな
こくりつみんぞくがくはくぶつかん

アクセスマップACCESS MAP

Googlemapで見る

国立民族学博物館
〒565-8511 大阪府 吹田市千里万博公園10-1  TEL 06-6876-2151 (代表)

国立民族学博物館についての感想・評価REVIEWS

この美術館にはまだ感想・評価の投稿がありません。
最初の感想・評価を投稿してみませんか?
(展覧会についての感想・評価は、各展覧会のページよりご投稿をお願いいたします。
こちらは、「美術館」自体についての感想・評価の投稿欄となります。)
感想・評価を投稿する

国立民族学博物館 開催展覧会情報EXHIBITION INFO

国立民族学博物館にて、今後開催予定の展覧会

これまでに国立民族学博物館で開催された展覧会

カナダ北西海岸先住民のアート――スクリーン版画の世界

カナダ北西海岸先住民のアート――スクリーン版画の世界

会期終了

会期:

カナダの太平洋沿岸には、ハイダやクワクワカワクゥ、コースト・セイリッシュといった先...

ラテンアメリカの民衆芸術

ラテンアメリカの民衆芸術

会期終了

会期:

あふれる色とはじける形、ラテンアメリカの民衆芸術の展覧会です。ラテンアメリカでは、民衆のつくる洗練された手工芸品を民衆芸術(ス...

海のくらしアート展―モノからみる東南アジアとオセアニア

海のくらしアート展―モノからみる東南アジアとオセアニア

会期終了

会期:

日本の西南に隣接する東南アジア島嶼部と、東南に隣接するオセアニアは、世界でもっとも...

Homō loquēns 「しゃべるヒト」~ことばの不思議を科学する~

Homō loquēns 「しゃべるヒト」~ことばの不思議を科学する~

会期終了

会期:

身近にありすぎてほとんど振り返ることのない「コトバ」をテーマに、言語学のみならず、...

ユニバーサル・ミュージアム ― さわる!“触”の大博覧会

ユニバーサル・ミュージアム ― さわる!“触”の大博覧会

会期終了

会期:

さわって体感できるアート作品が大集合!「歴史にさわる」「風景にさわる」「音にさわる...

特別展「先住民の宝」

特別展「先住民の宝」

会期終了

会期:

世界には、現在、70カ国以上の国々に、約3億7000万人の先住民が暮らしており、その民族の数は少なくとも5,000と言われています。 西欧...

梅棹忠夫生誕100年記念企画展「知的生産のフロンティア」

梅棹忠夫生誕100年記念企画展「知的生産のフロンティア」

会期終了

会期:

みんぱく初代館長を務めた梅棹忠夫(うめさおただお 1920-2010)は、多数の学術調査に参加...