この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
みんぱく初代館長を務めた梅棹忠夫(うめさおただお 1920-2010)は、多数の学術調査に参加した知の先覚者です。
彼は、調査成果を論文などにまとめる方法を『知的生産の技術』(1969年)で述べましたが、具体的に資料を加工する過程は示しませんでした。
この企画展では、梅棹のアーカイブズ資料とデジタル・データベースで彼の方法の舞台裏を紹介します。
◆梅棹忠夫 (うめさお ただお) 1920-2010
1920年京都市うまれ。民族学者、比較文明学者。京都帝国大学理学部卒業、理学博士。大学では主として動物学を専攻したが、内モンゴルの学術調査を通じて民族学に転じ、アフガニスタン、東南アジア、東アフリカ、ヨーロッパなどでフィールド・ワークを精力的におこなう。1957年の「文明の生態史観」では、西欧文明と日本文明は、ほぼ同じあゆみで進化したという「平行進化説」をうちだす。
1949年から65年まで大阪市立大学理工学部助教授、1965年から69年まで京都大学人文科学研究所助教授、1969年から74年まで同教授。国立民族学博物館の創設に尽力し、1974年から93年まで初代館長、退官後は同館顧問、名誉教授となる。総合研究大学院大学名誉教授、京都大学名誉教授。1988年に朝日賞を受賞。1991年に文化功労者。1994年に文化勲章、1999年勲一等瑞宝章を受章。2010年没。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2020年9月3日(木)〜2020年12月1日(火)
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会場 | 国立民族学博物館 Google Map |
展示室 | 国立民族学博物館 本館企画展示場 |
住所 | 大阪府吹田市千里万博公園10-1 |
時間 | 10:00〜17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
水曜日 |
観覧料 | 一般 580円(490円) 大学生 250円(200円) 高校生以下 無料
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TEL | 06-6876-2151 (代表) |
URL | https://www.minpaku.ac.jp |
国立民族学博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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