日本・モンゴル外交関係樹立50周年記念特別展
「邂逅する写真たち――モンゴルの100年前と今」
- 開催期間:2022年3月17日(木)〜2022年5月31日(火)
- クリップ数:12 件
- 感想・評価:1 件
この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
およそ100年前、欧米から多くの探検家たちが中央アジアを越えモンゴルに到達した。探検家たちは多くの写真を残し現在に伝えている。
100年前のウランバートルは、活仏(かつぶつ)にして皇帝、ボグド・ハーンが治める「聖なる都」だった。欧米人がウルガと呼んだこの都の中心には、活仏の黄金の宮殿が燦然(さんぜん)と輝いていた。市場に行ってみると、騎馬でものを買う人びとの姿が見える。“エキゾチックな”遊牧民たちの姿も興味深い。
翻(ひるがえ)って現代、モンゴルの写真家たちも自らの社会を見つめ、写真で表現するようになった。モンゴルの首都ウランバートルは、人口150万人を越えるグローバル都市へと変貌を遂げた。首都の新しいシンボルは巨大なチンギス・ハーン像だ。首都の中心部には、高層ビル群が林立し、華やかな都市文化が花開く。その一方で都市の周縁部には、遊牧民の移動式テント、ゲルが密集する「ゲル地区」が広がっている。また、草原も変貌を遂げつつある。大草原と遊牧民は重要な観光資源である。その一方で、定住化が進んでおり、鉱山開発による環境汚染も懸念されている。こうした現代のモンゴルのリアルを気鋭の写真家B.インジナーシらが写し出す。
100年前の探検家たちが残したモンゴルと現代の写真家がまなざすモンゴル。本展示は、写真をめぐる100年の時空を越えた邂逅-出逢い-をテーマにしている。きっと新しいモンゴルの姿に出逢えるに違いない。
【FEATURE|展覧会レポート】ヒップホップを奏でる現代とモノクロの聖なる古都が行き交う
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2022年3月17日(木)〜2022年5月31日(火) |
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会場 | 国立民族学博物館 Google Map |
展示室 | 特別展示館 |
住所 | 大阪府吹田市千里万博公園10-1 |
時間 | 10:00〜17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
水曜日 ※ただし、5月4日(水)は開館 |
観覧料 | 一般 880円(600円) 大学生 450円(250円) 高校生以下 無料
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TEL | 06-6876-2151 (代表) |
URL | https://www.minpaku.ac.jp/ai1ec_event/23187 |
国立民族学博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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