インクルーシブ・サイト ―陶表現の現在

千葉市美術館

  • 開催期間:2022年5月27日(金)〜2022年7月3日(日)
  • クリップ数:2 件
インクルーシブ・サイト ―陶表現の現在 千葉市美術館-1
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インクルーシブ・サイト ―陶表現の現在 千葉市美術館-4
北林加奈子《感応と交信−2》2020年
藤原彩人《像化−軸と周囲−07》2021年
桑名沙衣子《For New Palace》2010年
土屋裕介《境界の肖像》2019年
インクルーシブ・サイト ―陶表現の現在 千葉市美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

彫刻と空間の関係を重視した清水九兵衞(1922−2006)が、作品のタイトルに繰り返し使用した「アフィニティ」。「親和」を意味するこの言葉は、現代においてどのような意義を持ちうるのでしょうか。陶を主な表現手段とし、千葉県をはじめ関東圏で活躍する現代アーティスト4名による「インクルーシブ・サイト―陶表現の現在」展は、清水が彫刻家として問い続けた問題を引き継ぎ、その可能性を検証することを目的に企画されました。

千葉市美術館の1階に位置するさや堂ホールは、1927(昭和2)年に川崎銀行千葉支店として建てられ、現在は市の有形文化財に指定されています。建築家の大谷幸夫(1924−2013)は、美術館の建設にあたり、この歴史的建造物を美術館の中核に内蔵する「鞘堂方式」を採用しました。このことから美術館の歩みだけでなく、さや堂ホールは千葉市という都市が重ねた歴史を建物の内部に留めています。

本展では、そのような入れ子状の場であるさや堂ホールを会場に、彫刻家の藤原彩人を企画協力者に迎え、清水の造形思考と空間への新たな解釈を試みます。彫刻と陶芸の境界領域で、比類のない造形を生み出す藤原、陶の素材と技法を通じ、記憶上の場所や記憶の在り方を具象化する桑名紗衣子、断片としての人物像を配置し、空間をつなぎ合わせる土屋裕介、陶に糸や木といった異素材を組み合わせ、かたちの普遍性を探る北林加奈子。4名のアーティストによる作品は、土から造形される彫刻が、外部の環境と決して切り離すことができない事実を私たちに気づかせ、多様な陶表現の現在のありようを指し示すことでしょう。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2022年5月27日(金)〜2022年7月3日(日)
会場 千葉市美術館 Google Map
展示室1階さや堂ホール
住所 千葉県千葉市中央区中央3-10-8
時間 10:00〜18:00 (最終入場時間 17:30)
  • ※金・土曜日は20:00まで
    (最終入場時間 19:30)
休館日 6月6日(月)
観覧料 無料
TEL043-221-2311
URLhttps://www.ccma-net.jp/

千葉市美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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北林加奈子《感応と交信−2》2020年

藤原彩人《像化−軸と周囲−07》2021年

桑名沙衣子《For New Palace》2010年

土屋裕介《境界の肖像》2019年