富士ゼロックス版画コレクション×横浜美術館 複製技術と美術家たち -ピカソからウォーホルまで

横浜美術館

  • 開催期間:2016年4月23日(土)〜2016年6月5日(日)
  • クリップ数:4 件
  • 感想・評価:2 件
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アンリ・マティス(1869-1954)
《サーカス》(詩画集『ジャズ』より)/ 1947年 / シルクスクリーン、紙(書籍)/ 42.5×65.0cm(用紙)/ 富士ゼロックス版画コレクション
パウル・クレー(1879-1940)
《ホフマン的な場面》/ 1921年 / リトグラフ、紙 / 31.7×22.8cm / 富士ゼロックス版画コレクション
ナダール(1820-1910)
《シャルル・ボードレール》/ 1856年頃(1978年のプリント)/ ソルティッド・ペーパー・プリント / 27.0×21.0cm / 横浜美術館蔵
クルト・シュヴィッタース(1887-1948)
《メルツ絵画1C 二重絵画》/ 1920年 / アッサンブラージュ、油彩、厚紙 / 15.6×13.7cm / 横浜美術館蔵
カール・ブロースフェルト(1865-1932)
《ディプザクス・ラツィニアトゥス》(写真集『12枚の写真』より) / 1928年(1975年のプリント)/ ゼラチン・シルバー・プリント / 25.7×19.8㎝ / 富士ゼロックス版画コレクション
河口龍夫(1940年生まれ)
《Neptunus granvlatus 中新世 甲殻綱 十脚目》(版画集『関係―時間・時のフロッタージュ』より)/ 1998年 / ゼログラフィー、紙(87点組の1点)/ 35.0×25.6cm(用紙) / 富士ゼロックス版画コレクション / ©Tatsuo Kawaguchi
戸村 浩(1938年生まれ)
《Number of Stars Book A》《Number of Stars Book B》/ 2005年 / ゼログラフィー、紙(2冊組) / 6×6×6cm, 6×6×5cm / 富士ゼロックス版画コレクション / ©戸村浩2016
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

この展覧会は、写真印刷や映像などの「複製技術」が高度に発達・普及し、誰もが複製を通して美術を楽しむことができる時代に、ピカソをはじめ20世紀の欧米を中心とする美術家たちが、どのような芸術のビジョンをもって作品をつくっていったのかを、富士ゼロックス版画コレクションと横浜美術館の所蔵品によって検証するものです。

ドイツの哲学者ヴァルター・ベンヤミン(1892-1940)は、写真発明以降「複製技術」の発展・普及によって、人々の感じ方や芸術作品の受け止め方、芸術への期待が大きく変化し、絵画や演劇などの伝統的な芸術作品にとって危機的状況が生まれたと指摘しました。

実際、20世紀には古典的な美術のイメージを払拭するさまざまな潮流が登場しました。キュビスムやフォーヴィスムなどの空間と色彩の新しい表現に始まり、第一次大戦後は伝統的な美の概念を覆すダダ(反芸術)や、抽象的な様式を確立して理想の社会を目指すバウハウスやロシア構成主義、無意識の探求によって人間を解放しようとするシュルレアリスム、第二次大戦後には大量消費社会を反映したポップ・アートが現れ、1960年代にはゼログラフィー(電子写真・複写技術)が美術作品に導入されました。

こうした20世紀の美術史を「複製技術」という時代背景から見直すことで、芸術作品の危機に対する美術家たちの挑戦として読み解くことが本展のねらいです。

横浜に主要な拠点を持つ富士ゼロックス株式会社と横浜美術館のコレクションの共演となる本展は、双方に共通する代表的な美術家の作品を中心に、版画、写真、書籍など複製技術を用いた多様な作品と、油彩画や彫刻など伝統的なメディアによる作品を合わせた約400点を5つの章立てで紹介し、複製テクノロジーが浸透する現代の先駆けとなった時代の美術家たちの挑戦を浮き彫りにします。

◆ 主な出品作家:
ナダール、アジェ、ピカソ、ブラック、マティス、クレー、カンディンスキー、シュレンマー、ファイニンガー、ガボ、シュヴィッタース、フォルデンベルゲ=ギルデヴァルト、エル・リシツキー、ロトチェンコ、モホイ=ナギ、アルプ、タンギー、ブロースフェルト、ザンダー、エルンスト、デュシャン、マン・レイ、マッタ、ヴォルス、コーネル、マザウェル、ウォーホル、オルデンバーグ、斎藤義重、吉田克朗  ほか

◆ 富士ゼロックス版画コレクション
富士ゼロックス版画コレクションは1988年以来、「版画もしくはそれに類する手段で複数制作されたもので、その時代の精神や文化を表徴する作品」を指針として、欧米と日本の重要な作家による版画、写真、コピー・アート(ゼログラフィーによる作品)、アーティストブックなどを収集しています。そのコレクションは、社業とも関係の深い美術作品(版画)を通しての社会貢献を目指してつくられたものです。現在約950点を擁し、2010年に横浜のみなとみらい21地区に新築された研究開発拠点ビル内の「富士ゼロックス・アートスペース」で定期的な展示を行っています。

◆ 横浜美術館
横浜美術館は開館前の1982年以来、横浜開港以後の日本と西洋の近・現代美術を収集し、西洋美術ではシュルレアリスムを中心に、ダダ、構成主義の絵画、彫刻、版画を所蔵するほか、ダゲレオタイプ、ナダールの肖像写真、アジェの風景写真などにはじまる写真史を跡づけるコレクションを擁しています。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2016年4月23日(土)〜2016年6月5日(日)
会場 横浜美術館 Google Map
住所 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
時間 10:00〜18:00 (最終入場時間 17:30)
  • ※夜間開館:5月27日(金)は20時30分まで(最終入場時間は20時まで)
休館日 木曜日 
※ただし、5月5日(祝)は無料開館、5月6日(金)
観覧料 一般 1,300円(前売1,100円、団体1,200円)
大学・高校生 700円(前売600円、団体600円)
中学生 400円(前売300円、団体300円)
小学生以下 無料
65歳以上 1,200円(要証明書、美術館券売所でのみ対応)
  • ※前売券販売期間:2016年4月22日(金)まで(会期中は当日券のみ販売)
    ※団体は有料20名以上(要事前予約)
    ※2016年5月5日(木・祝)は無料
    ※毎週土曜日は高校生以下無料(要生徒手帳、学生証)
    ※障がい者手帳をお持ちの方と介護の方(1名)は無料
    ※観覧当日に限り「複製技術と美術家たち」の観覧券で横浜美術館コレクション展も観覧可
TEL045-221-0300
URLhttp://yokohama.art.museum/

横浜美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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アンリ・マティス(1869-1954)
《サーカス》(詩画集『ジャズ』より)/ 1947年 / シルクスクリーン、紙(書籍)/ 42.5×65.0cm(用紙)/ 富士ゼロックス版画コレクション

パウル・クレー(1879-1940)
《ホフマン的な場面》/ 1921年 / リトグラフ、紙 / 31.7×22.8cm / 富士ゼロックス版画コレクション

ナダール(1820-1910)
《シャルル・ボードレール》/ 1856年頃(1978年のプリント)/ ソルティッド・ペーパー・プリント / 27.0×21.0cm / 横浜美術館蔵

クルト・シュヴィッタース(1887-1948)
《メルツ絵画1C 二重絵画》/ 1920年 / アッサンブラージュ、油彩、厚紙 / 15.6×13.7cm / 横浜美術館蔵

カール・ブロースフェルト(1865-1932)
《ディプザクス・ラツィニアトゥス》(写真集『12枚の写真』より) / 1928年(1975年のプリント)/ ゼラチン・シルバー・プリント / 25.7×19.8㎝ / 富士ゼロックス版画コレクション

河口龍夫(1940年生まれ)
《Neptunus granvlatus 中新世 甲殻綱 十脚目》(版画集『関係―時間・時のフロッタージュ』より)/ 1998年 / ゼログラフィー、紙(87点組の1点)/ 35.0×25.6cm(用紙) / 富士ゼロックス版画コレクション / ©Tatsuo Kawaguchi

戸村 浩(1938年生まれ)
《Number of Stars Book A》《Number of Stars Book B》/ 2005年 / ゼログラフィー、紙(2冊組) / 6×6×6cm, 6×6×5cm / 富士ゼロックス版画コレクション / ©戸村浩2016