顕神の夢―幻視の表現者―
村山槐多、関根正二から現代まで

川崎市岡本太郎美術館

  • 開催期間:2023年4月29日(土・祝)〜2023年6月25日(日)
  • クリップ数:11 件
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関根正二《三星》(1919年) 東京国立近代美術館蔵(後期展示のみ)
村山槐多《裸婦》(1915-16年) 町立久万美術館蔵
萬鐵五郎《かなきり声の風景》(1918年)山形美術館寄託
関根正二《少年》(1917年) 個人蔵
古賀春江《サーカスの景》(1933年) 神奈川県立近代美術館蔵 ©上野則宏 Photo by ©Norihiro Ueno
髙島野十郎《蠟燭》(戦後期) 久留米市美術館蔵
牧島如鳩《魚籃観音像》(1952年) 公益財団法人足利市民文化財団蔵
岡本太郎《渾沌》(1962年) 川崎市岡本太郎美術館蔵
金井南龍《妣の国》(1969年) さすら蔵
平野杏子《善財南へ行く》(1974年) 平塚市美術館蔵
真島直子《妖精》(2011年) 作家蔵(足利市立美術館寄託)
撮影:宮島径 ©MAJIMA Naoko Courtesy of the artist and Mizuma Art Gallery
舟越直木《マグダラのマリア》(2013年) 個人蔵
O JUN《XMAZ》(2013年) 作家蔵
撮影:宮島径 ©O JUN Courtesy of Mizuma Art Gallery
中園孔二《無題》(2014年) 個人蔵
©Koji Nakazono, Nakazono Family Courtesy of Tomio Koyama Gallery
内田あぐり《夜の人》(2022年)作家蔵
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

非合理的で直接的な経験が表現者にとってかけがえのないモチベーションとなり得ることは確かです。それはある種の宗教的な体験に似ていますが、宗教以前のものであり、宗教のもととなる出来事とも解釈できます。

表現者たちは、訪れたヴィジョンをたよりに、自己を超えた名状し難い「何か」を捉えるべく身を焦がす思いで制作します。「何か」へのあこがれや思慕は、漠とした信仰心の発露ともいえます。しかし、描けば描くほど、作れば作るほど、その「何か」は、表現者の手からすり抜け別のものとなり替わってしまいます。そのため、彼らは向こうから「何か」がやってくるのを待つしかありません。本展ではこのような心情を仮に「顕神の夢」と名付けてみました。

ときとして土俗的な印象を与える作品が出来(しゅったい)しますが、それは、近代化により捨象されず根強く残った心情の証しです。このような作品は既存の尺度では、測りえないものです。かといって、排除するわけにはいきません。現に作品は凄まじい力をもって迫ってきます。ならば、私たちは、作品にふさわしい尺度を学び、鍛えなければなりません。尺度がそぐえば作品は豊かな世界を開示してくれます。また、このような観点から、いわゆるモダニズムの文脈でのみ解釈されていた作品を読み直すことも可能です。優れた作品はすべからく不可知の領域に根ざしていると思われます。

本展は、今までモダニズムの尺度により零れ落ち、また、十分に評価されなかった作品に光をあてます。また、すでに評価が定まった近代の作品や、批評の機会を待つ現代の作品を、新たな、いわば「霊性の尺度」でもって測りなおすことにより、それらがもつ豊かな力を再発見、再認識する試みです。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2023年4月29日(土・祝)〜2023年6月25日(日)
会場 川崎市岡本太郎美術館 Google Map
住所 神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内
時間 9:30〜17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
5月9日(火)
※ただし、5月1日(月)は開館
観覧料 一般 1,000円(800円)
高・大学生・65歳以上 800円(640円)
中学生以下 無料
  • ※( )内は20名以上の団体料金
    ※本料金で常設展も観覧出来ます
TEL044-900-9898
URLhttps://www.taromuseum.jp/

川崎市岡本太郎美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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古賀春江《サーカスの景》(1933年) 神奈川県立近代美術館蔵 ©上野則宏 Photo by ©Norihiro Ueno

髙島野十郎《蠟燭》(戦後期) 久留米市美術館蔵

牧島如鳩《魚籃観音像》(1952年) 公益財団法人足利市民文化財団蔵

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金井南龍《妣の国》(1969年) さすら蔵