この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
京都府の最南部、奈良市に隣接する地域は旧国名の山城国にちなんで、いま「南山城(みなみやましろ)」と呼ばれています。なだらかな山間を木津川が流れる風光明媚な地であり、仏教の伝来後、7世紀にはこの地域でも寺院の建立がはじまりました。
南山城が歴史の表舞台に登場するのは、聖武天皇の恭仁京(くにきょう)造営によってであり、木津川への架橋や寺院の建立などに行基(ぎょうき)の活躍がありました。平城京から平安京への遷都以降も南山城は新旧両都をつなぐ回廊的な役割を果たす地域として、重要性を増すことになります。東大寺や興福寺といった奈良の大寺との深い関わりのなかで寺院があいついで建立され、また木津川流域の山々は俗世を離れた聖地として山岳修験の拠点とされました。
鎌倉時代には、はじめ興福寺に学んだ解脱上人貞慶(げだつしょうにんじょうけい)が笠置寺から海住山寺へと拠点を移し、釈迦如来や弥勒菩薩、観音菩薩に対する信仰を深めるとともに、南都の戒律復興に努めたことが特筆されます。さらに江戸時代には、各地で念仏を広めた袋中上人が晩年に瓶原(木津川市加茂町)を拠点とするなど、南山城は各時代を通じて文字どおり日本仏教の聖地でありつづけました。
浄瑠璃寺九体阿弥陀像(じょうるりじくたいあみだぞう)の修理完成を記念して開催する本展では、南山城とその周辺地域の寺社に伝わる仏像や神像を中心に、絵画や典籍・古文書、考古遺品などを一堂に展観します。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2023年7月8日(土)〜2023年9月3日(日) |
|---|---|
| 会場 |
奈良国立博物館
|
| 展示室 | 東・西新館 |
| 住所 | 奈良県奈良市登大路町50番地 |
| 時間 | 9:30〜18:00 (最終入場時間 17:30) |
| 休館日 |
月曜日、7月18日(火) ※ただし、7月17日は開館 |
| 観覧料 | 一般 1,800円(1,600円) 高大生 1,300円(1,100円) 小中生 600円(400円)
|
| TEL | 050-5542-8600 (ハローダイヤル) |
| URL | https://yamashiro-nara.exhn.jp/ |
| SNS |
奈良国立博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
巡回展TRAVELING EXHIBITION
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
奈良県で開催中の展覧会
出展作品・関連画像IMAGES
国宝 阿弥陀如来坐像(9軀のうち その1) 平安時代(12世紀) 京都・浄瑠璃寺[木津川市]
国宝 阿弥陀如来坐像(9軀のうち その8) 平安時代(12世紀) 京都・浄瑠璃寺[木津川市]
重要文化財 薬師如来坐像 平安時代(11世紀) 京都・浄瑠璃寺[木津川市] 展示期間:7/9~8/6 画像提供:京都国立博物館
重要文化財 十二神将立像のうち 辰神・巳神・未神・申神・戌神 鎌倉時代(13世紀)東京国立博物館 画像提供:東京国立博物館
重要文化財 十二神将立像のうち 子神・丑神・寅神・卯神・午神・酉神 鎌倉時代(13世紀)、亥神 鎌倉時代 安貞2年(1228)
東京・静嘉堂文庫美術館 画像提供:静嘉堂文庫美術館/ DNPartcom
重要文化財 薬師如来坐像 平安時代(9世紀) 京都・薬師寺[和束町]
重要文化財 菩薩形立像(部分) 平安時代(9~10世紀) 京都・常念寺[精華町] 画像提供:精華町教育委員会
京都府指定文化財 牛頭天王立像 平安時代(10~11世紀) 京都・朱智神社[京田辺市]
重要文化財 十一面観音立像 平安時代(10世紀) 京都・海住山寺[木津川市]
重要文化財 十一面観音立像 平安時代(10世紀) 京都・禅定寺[宇治田原町] 画像提供:京都国立博物館










