この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
妖怪は、日本人が古くから抱いてきた、異界への恐れ、不安感、また〝身近なもの〟を慈しむ心が造形化されたものです。「百鬼夜行絵巻」(ひゃっきやぎょうえまき)などに描かれた妖怪たちの姿は、一見すると不気味ながら、実に愛らしさにあふれています。
日本絵画史上、異界の生き物としての「鬼」や「化け物」が登場するのは平安時代の末期、12世紀とされます。たとえば、平安時代末期から鎌倉時代にかけては、邪気を退治する神々を描いた国宝「辟邪絵」(へきじゃえ)や、国宝「六道絵」(ろくどうえ)に地獄の様相があらわされ、鬼が数多く登場します。
これらが妖怪誕生のイメージ・ソースとなります。中世に入ると、いよいよ妖怪の登場です。気弱そうで同情を引く顔つきの妖怪が登場する重要文化財「土蜘蛛草紙絵巻」(つちぐもそうしえまき)や、古道具を妖怪化させて物の大切さを説く「付喪神絵巻」(つきもがみえまき)など、親しみやすさが色濃くなります。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 |
2016年9月10日(土)〜2016年11月6日(日)
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|---|---|
| 会場 |
あべのハルカス美術館
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| 住所 | 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階 |
| 時間 |
10:00〜20:00
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| 休館日 |
9月12日(月)、10月11日(火)、10月17日(月) ※作品展示替えのため10月11日(火)は休館致します |
| 観覧料 | <当日> 一般 1,300円 大学・高校生 900円 中学・小学生 500円 <前売・団体> 一般 1,100円 大学・高校生 700円 中学・小学生 300円
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| TEL | 06-4399-9050 |
| URL | http://yo-kai2016.com/ |
あべのハルカス美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
重要文化財伝・土佐光信 「百鬼夜行絵巻(部分)」 室町時代(16世紀) 京都・真珠庵蔵
「稲生物怪録絵巻 下巻(部分)」 安政6~万延元年(1859~60) 個人蔵(三次市教育委員会寄託)
岡義訓 「化物婚礼絵巻(部分)」 文久3年(1863) 松井文庫蔵
茨木元行 「針聞書」 永禄11年(1568) 九州国立博物館蔵
伊藤若冲 「付喪神図」 江戸時代(18世紀) 福岡市博物館蔵