この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
住友コレクションは、世界的な青銅器コレクションをはじめ、中国絵画、日本の古画や工芸、西洋絵画に至るまで、幅広いジャンルの美術品が含まれています。その一角を占める近代日本画は、住友家第15代当主・住友吉左衞門友純(号春翠)を中心に集められました。
これらは私的な空間で愉しまれると共に、多くは賓客をもてなす調度として邸宅内に飾られました。いずれの作品も春翠の清淡な好みが貫かれる一方で、財界を主導した住友の風格を備えたコレクションであり、個人を超えて社会的な役割を担ったコレクションといえます。
住友の日本画コレクションは、座敷飾りを意図した吉祥画や季節のうつろいを感じさせる花鳥画が多く、伝統を意識した格調高い作風がコレクションの基調になっていることは重要な特徴の一つといえますが、何よりも大阪、京都、東京の三都で活躍した画家の作品から構成されていることは見逃せません。日本経済の中心地であるこれらの都市には、近代以前からそれぞれの風土で育まれた独自の美術文化が醸成され、多様な価値観は今もなお脈々と受け継がれています。明治以降には各都市の空気を十分に吸い込んだ、ローカルカラーの強い日本画が数多く生まれ、近代日本画に豊かな展開をもたらしました。
本展は泉屋博古館東京のリニューアルオープンを記念して、日本画コレクションの全貌を展観するものです。三都の日本画を擁する住友コレクションを通じて、住友と各地域の画家との交流について紹介するとともに、日本画壇を横断的に眺め、地域に根差した日本画の魅力とその多様性を紹介します。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2022年3月19日(土)〜2022年5月8日(日) |
|---|---|
| 会場 |
泉屋博古館東京
|
| 住所 | 東京都港区六本木1丁目5番地1号 |
| 時間 |
11:00〜18:00
(最終入場時間 17:30)
|
| 休館日 |
月曜日 3月22日(火) ※ただし3月21日(月・祝)は開館 |
| 観覧料 | 一般 1,000円 高大生 600円 中学生以下 無料
|
| TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
| URL | https://www.sen-oku.or.jp/tokyo/ |
泉屋博古館東京の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
木島櫻谷《柳桜図》左隻 1917 年 泉屋博古館東京
木島櫻谷《柳桜図》右隻 1917 年 泉屋博古館東京
山田秋坪《柘榴花白鸚鵡図》 1920 年 泉屋博古館東京
深田直城《春秋花鳥之図》(右幅) 19 世紀末~20 世紀初頭 泉屋博古館東京
上島鳳山《十二ヶ月美人》の内《三月 観桜》 1909 年 泉屋博古館東京
原田西湖《乾坤再明図》 1903 年 泉屋博古館東京
橋本雅邦《深山猛虎図》 1890 年頃 泉屋博古館東京
高島北海《草花図屏風(梅雨・早秋)》左隻 1913 年 泉屋博古館東京
高島北海《草花図屏風(梅雨・早秋)》右隻 1913 年 泉屋博古館東京
