この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
東京都写真美術館では、写真・映像の可能性に挑戦する創造的精神を支援し、将来性のある作家を発掘するため、新しい創造活動の展開の場として「日本の新進作家」を2002年より開催しています。
18回目となる本展では、「記憶は地に沁み、風を越え」をテーマとして、私たちの身体と土地、風景、そしてその記憶との関わり合いについて、多様なアプローチで追求する作家5組6名の写真・映像表現を紹介します。
グローバル化とボーダレス化のあり方が変容し続ける社会にあっても、歴史、風習、伝承など、それぞれの地域や土地特有の記憶は様々な形で遺り続け、そこには多様な価値観が存在します。しかしながら一方で、私たちの想いは、ときに風のような軽快さをもってあらゆる境界を越え、他者と向き合う方法を見出してくれます。居続けることと移動とを繰り返してきた人類の歴史の中で、今、私たちはどのように土地・風景と対話し、他者とどのように関わることができるでしょうか?
デジタルとアナログのハイブリッドによって、風景・イメージの多層的なレイヤーを作り出す吉田志穂。自身のパフォーマンスによる映像を通して、風景と個人の関係を探る潘逸舟。自然災害とそこにある暮らしや伝承・語りを作品化する小森はるか+瀬尾夏美。10年以上にわたりアイヌの人々を撮影し、民族という類型化に疑問を投げかける池田宏。馴染みのない地域で、言語を越えて、身体と無意識の関係性を追求する山元彩香。これらの作家たちによる表現は、私たちの生きる現在を考える上で、ひとつの手がかりを与えてくれるかもしれません。
◆ 出品作家
吉田志穂、潘逸舟、小森はるか+瀬尾夏美、池田宏、山元彩香(5組6名)
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2021年11月6日(土)〜2022年1月23日(日) |
|---|---|
| 会場 |
東京都写真美術館
|
| 住所 | 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内 |
| 時間 |
10:00〜18:00
(最終入場時間 17:30)
|
| 休館日 |
月曜日 月曜日が祝休日の場合は開館、翌平日休館 年末年始 12月28日~2022年1月4日 ※ただし1月2日、1月3日は臨時開館 |
| 観覧料 | 一般 700円 学生 560円 中高生・65歳以上 350円
|
| TEL | 03-3280-0099 |
| URL | https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4033.html |
東京都写真美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
山元彩香 《Untitled #286, Mzimba, Malawi》〈We are Made of Grass, Soil, Trees, and Flowers〉より 2019年
©Yamamoto Ayaka, courtesy of Taka Ishii Gallery Photography / Film
吉田志穂
〈砂の下の鯨〉より 2016年
©Yoshida Shiho, courtesy of Yumiko Chiba Associates
潘 逸舟
《トウモロコシ畑を編む》2021年
2チャンネルヴィデオ
©Han Ishu, courtesy of ANOMALY
小森はるか+瀬尾夏美
《山つなみ、雨間の語らい》2021年
©Komori Haruka+Seo Natsumi
池田 宏
《Coppe, 千歳市 2015年9月》〈AINU〉より 2015年
©Ikeda Hiroshi
山元彩香 《Untitled #387, Okinawa, Japan》〈We are Made of Grass, Soil, Trees, and Flowers〉より 2021年
© Yamamoto Ayaka, courtesy of Taka Ishii Gallery Photography / Film