アペルト14 原田裕規 Waiting for

金沢21世紀美術館

  • 開催期間:2021年5月29日(土)〜2021年10月10日(日)
  • クリップ数:2 件
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原田裕規《Waiting for》2021 © Yuki Harada
原田裕規《One Million Seeings》2019 © Yuki Harada
原田裕規《Waiting for》2021 © Yuki Harada
原田裕規《Waiting for》2021 © Yuki Harada
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

原田裕規(はらだゆうき 1989年生まれ)は、クリスチャン・ラッセンや心霊写真など、ある時代の視覚文化の中では確かな位置を占めているにもかかわらず、美術史の周縁にある存在を扱ってきました。

本展は、作家にとって2年ぶりの新シリーズ「Waiting for」を含む映像インスタレーションによって構成されます。

原田は、2017年より、不用品回収業者などによって回収された引き取り手のない写真を集めはじめました。《One Million Seeings》(2019)では、作家自身が、それらを一枚一枚手に取り、見つめる様子が映し出されます。誰かによってかつて見られ、そして見放され、いずれ記憶からも歴史からも消えていくであろうイメージに対して視線を投げかける行為は、24時間にもおよびます。

一方、新作の映像作品《Waiting for》では、オープンワールドゲームの製作に用いられるCGI(Computer-generated imagery)の技術による「100万年前/後の風景」が映し出されます。完全に人工的につくられた世界には、地球に現存する全ての動物の名前を呼び続ける声が響きわたり、強い不在の感覚が呼び起こされるでしょう。

一見対照的な二作品ですが、いずれにも、膨大な情報と向き合い、それを身体化しようとする人間の姿が記録されています。こうした行為を、作家は「Waiting(待つこと/待ちながら)」という言葉で表現しています。かつてあった存在を見つめ、訪れるかもしれない何かを待つ。それは、出来事の前と後に挟まれた空白の時間に身を委ねる行為と言えます。本展は、人々が日々膨大な量の情報を手にすると同時に手放していく現代において、世界と向き合う一つの態度を示す機会となるはずです。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2021年5月29日(土)〜2021年10月10日(日)
会場 金沢21世紀美術館 Google Map
展示室長期インスタレーションルーム
住所 石川県金沢市広坂1-2-1
時間 10:00〜18:00 (最終入場時間 17:30)
  • ※金・土曜日は20:00まで
休館日 月曜日 
8月10日、9月21日
※ただし8月9日、9月20日は開場
観覧料 無料
TEL076-220-2800
URLhttps://www.kanazawa21.jp/

金沢21世紀美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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原田裕規《Waiting for》2021 © Yuki Harada

原田裕規《One Million Seeings》2019 © Yuki Harada

原田裕規《Waiting for》2021 © Yuki Harada

原田裕規《Waiting for》2021 © Yuki Harada