この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
大正時代、日本の建築界に鮮烈なインパクトをもって現れた新星たちがいました。日本で最初の建築運動とされる分離派建築会です。
大正9(1920)年、東京帝国大学建築学科の卒業をひかえた同期、石本喜久治、瀧澤眞弓、堀口捨己、森田慶一、矢田茂、山田守によって結成され、その後、大内秀一郎、蔵田周忠、山口文象が加わり、昭和3(1928)年まで作品展と出版活動を展開しました。
彼らは、明治から大正にかけて西洋の建築を模した様式的で権威的な近代建築に対立し、新しい時代に見合った建築の形を模索しました。その背景には鉄筋コンクリートの登場や、議院建築(いまの国会議事堂)を建設するにあたって、日本は今後どんな建築様式を選ぶべきかという、建築界を取り巻く議論がありました。
本展覧会では、1920年からはじまる彼らの活動を、「彫刻」「田園」「都市」「家具」といったテーマで、彼らの作品を中心にしながら、ほかにも彼らが参照した建築以外の芸術作品を含めて紹介していきます。また、彼らが設計した建物が、当時の人達の目にはどのように映っていたかを紹介する資料も多く紹介されます。
結成から100年の2020年。本展は、図面、模型、写真、映像、さらには関連する美術作品によって、変革の時代を鮮やかに駆け抜けた彼らの軌跡を振り返ります。分離派建築会が希求した建築の芸術とは何か。日本近代建築の歩みのなかで果たした彼らの役割を、新たな光のもとに明らかにしていきます。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 |
2021年1月6日(水)〜2021年3月7日(日)
|
|---|---|
| 会場 |
京都国立近代美術館
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| 住所 | 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町26-1 |
| 時間 |
9:30〜17:00
(最終入場時間 16:30)
|
| 休館日 |
月曜日 1月12日(火) ※ただし1月11日(月・祝)は開館 |
| 観覧料 | 一般 1,500円(1,300円) 大学生 1,100円(900円) 高校生 600円(400円)
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| TEL | 075-761-4111(代表) |
| URL | https://www.momak.go.jp/ |
京都国立近代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
山田守 国際労働協会 正面図 1920(大正9)年、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻
森田慶一 楽友会館 1925(大正14)年 撮影:2020(令和2)年、若林勇人
瀧澤眞弓 《山の家》 模型 1921(大正11)年 再制作:1986年、瀧澤眞弓監修
後藤慶二 辰野博士作物集図 1916(大正5)年 辰野家
分離派建築会創立時の集合写真 1920(大正9)年2月3日、写真協力:NTTファシリティーズ
瀧澤眞弓 山岳倶楽部 正面図 1920(大正9)年、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻
SYMPHONY OF VOLUMES 2020(令和2)年 映像制作:戸村陽(Gehry Technologies) CGモデリング制作:長澤寛 録音、音楽制作:上村洋一 監修:田路貴浩(京都大学) 企画:本橋仁(京都国立近代美術館)
岩元祿 旧京都中央電話局西陣分局 1921(大正10)年 撮影:2020(令和2)年、若林勇人
堀口捨己 紫烟荘 1926(大正15)年 『紫烟荘図集』(洪洋社)所収、東京都市大学図書館











