この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
この展覧会は、チェコ出身の2人の画家、アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)とエミール・オルリク(1870-1932)を軸に、グラフィックを舞台に展開した東西相互の影響関係に光をあてようとするものです。
ジャポニスムに沸くパリでアール・ヌーヴォーの旗手として活躍したミュシャの絵は、1900年創刊の雑誌『明星』でいち早く日本にも紹介され、藤島武二や中澤弘光らに大きな影響を与えました。
一方、プラハ生まれのオルリクはヨーロッパ各地でジャポニスムの潮流に触れ日本への憧れをつのらせ、1900年から翌年にかけてついに来日。浮世絵版画の彫りや摺りを学び、帰国後はヨーロッパの木版に新風をもたらしました。また、オルリクが日本滞在中に制作した石版画は日本の若い画家たちを刺激し、芸術作品として版画を制作するという新しい考え方を後押ししました。
こうした1900年前後の影響関係は、グラフィックを介したジャポニスムとその還流と捉えることができます。
本展ではミュシャとオルリクに加え、背景としてのチェコのジャポニスムを紹介するほか、ウィーン分離派周辺の作家やヴォイチェフ・プライシク、タヴィーク・フランチシェク・シモン、ヴァルター・クレム、カール・ティーマン、日本の雑誌『明星』と『方寸』周辺の作品など400点以上を展示し、グラフィックならではの、即時的で双方向な東西の芸術交流を探ります。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 |
2020年4月11日(土)〜2020年5月24日(日)
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|---|---|
| 会場 |
静岡市美術館
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| 住所 | 静岡県静岡市葵区紺屋町17-1葵タワー3階 |
| 時間 | 10:00〜19:00 (最終入場時間 18:30) |
| 休館日 |
月曜日 5月7日(木) ※ただし5月4日(月・祝)は開館 |
| 観覧料 | 一般 1,300円(1,100円) 大学生・70歳以上 900円(700円) 中学生以下 無料
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| TEL | 054-273-1515(代表) |
| URL | https://shizubi.jp/ |
静岡市美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
アルフォンス・ミュシャ《「サロン・デ・サン ミュシャ作品展」ポスター》1897年、インテック
アルフォンス・ミュシャ《「ジョブ」ポスター》1898年、三重県立美術館
エミール・オルリク《築地第一ホテルの前の人力車》1901年、パトリック・シモン・コレクション、プラハ
エミール・オルリク《富士山への巡礼》1901年、パトリック・シモン・コレクション、プラハ
アルノシュト・ホフバウエル《「マーネス美術家協会第2回展覧会」ポスター》1898年、チェコ国立プラハ工芸美術館
ヴァレンティン・ヘルディチカ《「日本の版画 ブルノP.U.V.クラブ第31回展」ポスター》1913年、チェコ国立プラハ工芸美術館
葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》1831-33年、島根県立美術館 、新庄コレクション、後期展示
タヴィーク・フランチシェク・シモン《ルンベ・ガーデンの大聖堂》(〈フラチャニ・アルバム〉第2葉)1916年、チェコ国立プラハ工芸美術館