この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
弘前れんが倉庫美術館は、明治・大正期に酒造工場として建設され、国内で初めて大々的にシードルを製造するなど、約100年の歴史を刻んできた煉瓦倉庫を改修し再生される、新しい美術館です。
美術館(ミュージアム)の語源は、古代ギリシャ神話に登場する記憶の女神の娘である学問・芸術の女神たちの神殿の名前に由来します。つまり、記憶と芸術は不可分であり、美術館は過去、現在、そして未来へ繋がる「記憶」をめぐる装置とも捉えられるでしょう。
開館を記念する本展では、場所と建物の「記憶」に焦点をあて、煉瓦倉庫や弘前の歴史に新たな息吹を吹き込む8名のアーティストによる新作を中心に紹介します。改修工事の記録にもとづく作品や、弘前市民の協力により制作された作品など、この場所ならではの作品が、煉瓦倉庫のダイナミックな空間で展開されます。
また2006年に煉瓦倉庫で開催された「YOSHITOMO NARA + graf A to Z」展をサポートした地域のボランティアの方々への感謝の気持ちとして贈られた、奈良美智《A to Z Memorial Dog》が再展示されるほか、煉瓦倉庫の歴史的資料も展示されます。
さらには建築家、グラフィック・デザイナー、アーティスト、そして美術館が協働して作り上げた作品や展示構成も見どころのひとつです。
「醸造」の場から「創造」の場へ――本展によって、場所の記憶が未来へ継承されること、そして記憶をめぐる装置としての美術館が起動し、広くアーティストや市民が集まることで、未来の記憶がつくられていくことを目指します。
◆参加作家
尹秀珍、ジャン=ミシェル・オトニエル、笹本晃、畠山直哉、藤井光、奈良美智、ナウィン・ラワンチャイクン、潘逸舟
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 |
2020年7月11日(土)〜2020年9月22日(火・祝)
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|---|---|
| 会場 |
弘前れんが倉庫美術館
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| 住所 | 青森県弘前市吉野町2-1 |
| 時間 |
9:00〜17:00
(最終入場時間 16:30)
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| 休館日 |
火曜日 ※祝日の場合は翌日に振替 |
| 観覧料 | 一般 1,300円 (1,200円) 大学生・専門学校生 1,000円 (900円)
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| URL | https://www.hirosaki-moca.jp/exhibitions/163/ |
弘前れんが倉庫美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
奈良美智《A to Z Memorial Dog》2007年 ©Yoshitomo Nara 撮影: 長谷川正之
尹秀珍(イン・シウジェン) 《Weapon》 2003-2007年 ©Yin Xiuzhen, courtesy of Beijing Commune and the artist
ジャン=ミシェル・オトニエル 《Les Belles Danses (The Beautiful Dances)》2015年 Photo: Thomas Garnier ※参考図版
笹本晃 《random memo random》2016年 ©Aki Sasamoto, courtesy of Take Ninagawa, Tokyo ※参考図版
畠山直哉 吉野町煉瓦倉庫の改修風景、2017年- ©Naoya Hatakeyama
ナウィン・ラワンチャイクン 《OK Nakhon》2016年 / Courtesy of the artist and Navin Production [参考図版]
潘逸舟(ハン・イシュ) 《マイ・スター》2005年 ©Han Ishu Courtesy of ANOMALY