この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
アーティスト・コレクティブ(*1)、Chim↑Pom(チンポム)は、独創的なアイデアと卓越した行動力で、社会に介入し、私たちの意表を突く数々のプロジェクトを手掛けてきました。作品の主題は都市、消費主義、飽食と貧困、日本社会、原爆、震災、スター像、メディア、境界、公共性など多岐にわたり、現代社会の事象や諸問題に対するメッセージ性の強い作品でありながら、その多くにはユーモアや皮肉も感じられます。
また、コロナ禍において顕在化している、感染症や疫病患者に対する差別や偏見、汚染や境界といった社会問題について、彼らは、それらを予見するかのようにこれまでの作品のなかで取り上げています。その示唆に富む課題提起は、今、まさに考察に値するといえるでしょう。
本展は、結成17周年を迎えるChim↑Pomの初期から近年までの代表作と本展のための新作を一挙に紹介する初の本格的回顧展です。展示は、都市と公共性、ヒロシマ、東日本大震災などのテーマに則して構成され、作家が一貫して考察する事象を浮き彫りにしつつ、活動の全貌を検証します。一方で、創意工夫に富んだダイナミックな展示構成により、作品に新たな光を当てることを試みます。
展覧会のサブタイトル「ハッピースプリング」には、長引くコロナ禍においても明るい春が来ることを望み、たとえ待ちわびた春が逆境のさなかにあっても想像力を持ち続けたい、というChim↑Pomのメッセージが込められています。先行きが不透明な今日、既成概念を打ち破る彼らの力強い作品は私たちの想像力を刺激し、共により良い未来を考える道標となるでしょう。
*1 複数のアーティストが協働する形態
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2022年2月18日(金)〜2022年5月29日(日) |
|---|---|
| 会場 |
森美術館
|
| 展示室 | 森美術館ほか |
| 住所 | 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53F |
| 時間 |
10:00〜22:00
(最終入場時間 21:30)
|
| 休館日 | 会期中無休 |
| 観覧料 | [平日] 一般 1,800円(1,600円) 学生(高校・大学生)1,200円(1,100円) 子供(4歳~中学生)600円(500円) シニア(65歳以上)1,500円(1,300円) [土・日・休日] 一般 2,000円(1,800円) 学生(高校・大学生)1,300円(1,200円) 子供(4歳~中学生)700円(600円) シニア(65歳以上)1,700円(1,500円)
|
| TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
| URL | https://www.mori.art.museum/jp/ |
森美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
東京都港区で開催中の展覧会
出展作品・関連画像IMAGES
Chim↑Pom《ビルバーガー》2018年
ミクストメディア(にんげんレストランのビルから切り出された3階分のフロアの床、各階の残留物)
400×360×280 cm(左)、186×170×155 cm(右)
素材提供:にんげんレストラン、Smappa! Group、古藤寛也
個人蔵(左)
Courtesy: ANOMALY(東京)
展示風景:「グランドオープン」ANOMALY(東京)2018年
撮影: 森田兼次
Chim↑Pom《ブラック・オブ・デス》2008年 ラムダプリント、ビデオ 写真:81×117.5 cm、ビデオ:9分13秒
Courtesy:ANOMALY and MUJIN-TO Production(東京)
Chim↑Pom「酔いどれパンデミック」2019-2020年 個人蔵
委託制作:Manchester International Festival and Contact, 2019
企画:Contact Young Curators
Courtesy:ANOMALY and MUJIN-TO Production(東京)
撮影:Michael Pollard
Chim↑Pom《道》2017- 2018年 オンサイト・インスタレーション サイズ可変
Courtesy:ANOMALY and MUJIN-TO Production(東京)
展示風景:「アジア・アート・ビエンナーレ2017」国立台湾美術館(台中)2017- 2018年
撮影:前田ユキ
Chim↑Pom《狐狗狸刺青(こっくりさんタトゥー)》2008年 ラムダプリント 83×52 cm
Courtesy:ANOMALY and MUJIN-TO Production(東京)
Chim↑Pom《USAビジターセンター》(「ジ・アザ―・サイド」プロジェクトより)2017年 ジークレープリント 66×100 cm
Courtesy:ANOMALY and MUJIN-TO Production(東京)
撮影:松田 修
Chim↑Pom《ヒロシマの空をピカッとさせる》2009年 ラムダプリント、ビデオ 写真:66.7×100 cm、ビデオ:5分35秒
Courtesy:ANOMALY and MUJIN-TO Production(東京)
撮影:Cactus Nakao
Chim↑Pom《LEVEL 7 feat.『明日の神話』》2011年 アクリル絵具、紙、塩化ビニール板、ビデオ、ほか 絵画:84×200 cm、ビデオ:6分35秒
所蔵:岡本太郎記念館(東京)
Courtesy:ANOMALY and MUJIN-TO Production(東京)
Chim↑Pom《May, 2020, Tokyo(へいらっしゃい)―青写真を描く―》2020年 サイアノタイププリント、ゼラチン、キャンバス、鉄フレーム 175.5×352.3×4.5 cm
所蔵:高橋龍太郎コレクション(東京)
Courtesy:ANOMALY and MUJIN-TO Production(東京)
制作風景:東京、新宿


