この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
東京神田に生まれ、挿絵画家として画業をスタートさせた鏑木清方(1878-1972)は、美人画で上村松園と並び称された日本画家です。
今年、東京国立近代美術館では、清方の代表作として知られながら、1975(昭和50)年以来所在不明であった《築地明石町》と、あわせて三部作となる《新富町》《浜町河岸》の3点を新しく収蔵しました。
これを記念し、三部作のお披露目と、所蔵の清方作品をあわせた特別展示をおこないます。小規模ですが、重要文化財《三遊亭円朝像》や12幅対の《明治風俗十二ヶ月》など、粒よりの名作が並ぶ贅沢な展示です。
◆ 鏑木清方(かぶらき・きよかた)
鏑木清方(1878-1972)は東京神田に生まれ、浮世絵系の水野年方に入門し、挿絵画家として画業をスタートさせました。日本画では文展、帝展を主たる舞台とし、美人画家として上村松園と並び称されました。
清方は明治末から大正にかけて、浮世絵をもとにした近世風俗を主なテーマとしていました。しかし関東大震災を大きなきっかけとして、失われゆく明治の情景を制作のテーマに加えます。そうして生まれたのが《築地明石町》(1927年)や、《三遊亭円朝像》(1930年)、《明治風俗十二ヶ月》(1935 年)といった名作の数々でした。また、その頃から展覧会向きの絵とは別の、手もとで楽しめる作品を「卓上芸術」と名づけ、手がけるようになり、晩年は画帖、絵巻などの制作に打ち込みました。
文筆家としても名高く、『銀砂子』、『築地川』、『こしかたの記』などの著作があります。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 |
2019年11月1日(金)〜2019年12月15日(日)
|
|---|---|
| 会場 |
東京国立近代美術館
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| 展示室 | 東京国立近代美術館 所蔵品ギャラリー第10室 |
| 住所 | 東京都千代田区北の丸公園3-1 |
| 時間 |
10:00〜17:00
(最終入場時間 16:30)
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| 休館日 |
月曜日 11月5日(火) ※ただし、11月4日(月)は開館 |
| 観覧料 | 一般 800円(600円) 大学生 400円(300円)
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| TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
| URL | https://www.momat.go.jp |
東京国立近代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
鏑木清方 《築地明石町》 1927(昭和2)年 絹本彩色・軸装 173.5×74.0cm 東京国立近代美術館 ©Nemoto Akio
鏑木清方 《築地明石町》(部分) 1927(昭和2)年 絹本彩色・軸装 173.5×74.0cm 東京国立近代美術館 ©Nemoto Akio
鏑木清方 《新富町》 1930(昭和5)年 絹本彩色・軸装 173.5×74.0cm 東京国立近代美術館 ©Nemoto Akio
鏑木清方 《新富町》(部分) 1930(昭和5)年 絹本彩色・軸装 173.5×74.0cm 東京国立近代美術館 ©Nemoto Akio
鏑木清方 《浜町河岸》 1930(昭和5)年 絹本彩色・軸装 173.5×74.0cm 東京国立近代美術館 ©Nemoto Akio
鏑木清方 《浜町河岸》(部分) 1930(昭和5)年 絹本彩色・軸装 173.5×74.0cm 東京国立近代美術館 ©Nemoto Akio
鏑木清方 《墨田河舟遊》 1914(大正3)年 絹本彩色・屏風、六曲一双 各168.0×362.0cm 東京国立近代美術館 ©Nemoto Akio
鏑木清方 《三遊亭円朝像》 重要文化財 1930(昭和5)年 絹本彩色・軸装 138.5×76.0cm 東京国立近代美術館 ©Nemoto Akio
鏑木清方 《鰯》 1937(昭和12)年 絹本彩色・軸装 72.0×86.0 東京国立近代美術館 ©Nemoto Akio
