この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
本展は平成30年7月14日に逝去された洋画家村田省蔵氏の没後1年にあたり、石川県立美術館所蔵品など27点の村田油彩作品とスケッチ等で、氏の画業70年の歩みを回顧するものです。
村田氏は金沢美術工芸専門学校時代の女性像「黄衣」で、小絲源太郎に色感の良さを認められ、その後上京して小絲に師事しました。風景を画業の核とし、はじめはその中に人物を点景として加え、生活感のある情景を描きましたが、やがて風景のみをたくましい筆触で、造形的に構成するようになっていきました。
60歳半ばからは新潟の稲架木(はさぎ)が立ち並ぶ景色をテーマとし、生命を力強く歌い上げてゆきます。稲架木が雪の中に立ち並ぶ姿から、やがて黄金色の稲の実りをうかがわせる景色へと進み、さらに、新緑の頃の稲架木、そして稲穂が架けられた稲架木へと、晩年に至っても歩みは止まることはありませんでした。
村田省蔵氏のたゆまずに深まる詩情と造形美の世界を、ぜひご覧いただきたく思います。
◆村田省蔵氏略歴
昭和4年金沢市生まれ。金沢美術工芸専門学校(現金沢美術工芸大学)の第1期生として、宮本三郎の薫陶を受けました。26年に画家となることを決意して上京、小絲源太郎に師事しました。生前は日本藝術院会員、日展顧問、金沢学院大学名誉教授、財団法人石川県美術文化協会名誉顧問として活躍され、また、現代美術展には、後進の育成となるよう常に出品を続けられました。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2019年6月14日(金)〜2019年7月22日(月) |
|---|---|
| 会場 |
石川県立美術館
|
| 住所 | 石川県金沢市出羽町2-1 |
| 時間 | 9:30〜18:00 (最終入場時間 17:30) |
| 休館日 | 展示替え期間、年末年始 |
| 観覧料 | 一般 360円 大学生 290円(230円) 高校生以下 無料 65歳以上 290円(290円)
|
| TEL | 076-231-7580 |
| URL | https://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/ |
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出展作品・関連画像IMAGES
村田省蔵《春めく》(1998)
村田省蔵《芽吹き》(2011年)
村田省蔵《凜として》(2009年)