この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
明治23年に現在の福岡県久留米市に生まれた洋画家・髙島野十郎(たかしまやじゅうろう 1890-1975)は、生前にはほぼ無名でありながら、没後に注目を集めるに至った洋画家です。
美術団体に背を向けた姿勢や超俗的な生活態度、徹底的な写実、仏教への信仰に裏付けられた「蝋燭」や「月」の作品群など、近代日本の洋画家のなかでも類例のない個性や作品によって、今日では幅広い人気を得ています。
福岡県立美術館は野十郎の画業に初めて光を当て、以後も彼の業績の調査や紹介に努めてきました。この営為の評価を受け、昨年度、ある美術愛好家から野十郎の作品15点の寄贈を受けました。神秘的な雰囲気の漂う風景画《春雨》をはじめ新出作品が含まれ、福岡県立美術館の野十郎コレクションの充実に寄与いただきました。
またごく最近、関東大震災の被災地を描いた作品や彼の代表作《からすうり》に先立つ戦前作の《からすうり》も見つかるなど、想像すらしなかった野十郎の未知の画業も明らかになってきました。
本展は、寄贈作品のお披露目に併せて、未公開作品や新発見作品などを通して野十郎の新たな姿を知っていただくとともに、野十郎に関する福岡県立美術館のこれまでの活動をお伝えすることで野十郎を新たな視点から知っていただこうというものです。
福岡県立美術館の野十郎コレクションを中心に総点数約80点の作品と併せて、未公開資料なども展示します。本展は野十郎の画業や福岡県立美術館の野十郎追跡の「軌跡」を辿り、野十郎の「奇跡」ともいえる作品を目撃するまたとないチャンスです。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 |
2019年10月5日(土)〜2019年11月24日(日)
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|---|---|
| 会場 |
福岡県立美術館
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| 展示室 | 福岡県立美術館 4階展示室 |
| 住所 | 福岡県福岡市中央区天神5-2-1 |
| 時間 |
10:00〜18:00
(最終入場時間 17:30)
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| 休館日 |
月曜日 ※ただし、祝休日の場合はその翌平日 |
| 観覧料 | 一般 300円(200円) 高大生 140円(100円) 小中生 60円(50円)
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| TEL | 092-715-3551 |
| URL | https://fukuoka-kenbi.jp/exhibition/2019/kenbi10448.html |
福岡県立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
髙島野十郎「秋陽」昭和40年頃 福岡県立美術館蔵
高島野十郎「月」昭和37年 福岡県立美術館蔵
髙島野十郎「からすうり」昭和23年以降 個人蔵
髙島野十郎「ティーポットのある静物」昭和23年以降 福岡県立美術館蔵
髙島野十郎「渓流」昭和23年 福岡県立美術館蔵
髙島野十郎「睡蓮」昭和50年 福岡県立美術館蔵
髙島野十郎「絡子をかけたる自画像」大正9年 福岡県立美術館蔵
髙島野十郎「蝋燭」大正期 福岡県立美術館蔵