耽美・華麗・悪魔主義 谷崎潤一郎文学の着物を見る ~アンティーク着物と挿絵の饗宴~

弥生美術館

  • 開催期間:2016年3月31日(木)〜2016年6月26日(日)
  • クリップ数:4 件
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細雪の登場人物のモデルになった女性たち。右から松子(谷崎の三度目の妻)その娘の恵美子、妹の信子と重子 昭和15年 谷崎潤一郎/撮影
「細雪」幸子のモデルで谷崎の妻・松子
松子の着物にそっくりな「斜格子の紋錦紗」着物前上半身
松子の着物にそっくりな「斜格子の紋錦紗」着物後ろ姿
谷崎の最初の妻・千代と娘の鮎子。谷崎はおとなしい千代より、その妹で奔放なせい子に魅かれた。文学者の佐藤春夫や大坪砂男が千代に同情して思いを寄せるようになり、谷崎も彼等との交際を公認した。
「痴人の愛」ナオミのモデルは、谷崎の最初の妻・千代の妹のせい子。妖婦型の性格と混血児のような容貌が谷崎を惹きつけた。 大正13年頃 浜本浩/撮影
ナオミが音楽や英語を習いに通ったスタイル。“銘仙の着物の上に紺のカシミアの袴をつけ、黒い靴下に可愛い小さな半靴を穿き、すっかり女学生になりすまして” ※“”内は谷崎の文章を抜粋

譲治はナオミが美しくなるにつれ、崇拝し、わがまま放題にさせる。ナオミは増長して暴君のようになる。ナオミに馬のりにされこづきまわされたりするが、譲治は嬉々として彼女の言いなりになるのであった。マゾヒスト・谷崎ならではの展開。 岩田専太郎/挿絵『りべらる』昭和25年
左の挿絵にそっくりな「水玉模様の銘仙」。彼女はそれを素肌に纏うのが癖でしたからと、襦袢を着ない主義のナオミらしい着付け。兵児帯を前で結ぶのもナオミスタイル。
ジョーゼット地の着物。本来洋服の生地であるジョーゼットを単衣に仕立てることが流行ったことがあったが、あれに初めて目をつけたのは私たちではなかったでしょうか。という記述が「痴人の愛」にある。自分自身が着道楽だったというおしゃれな谷崎は女性ファッションの動向にも敏感だった。
「蓼喰う虫 美佐子の着物」
「蓼喰う虫 美佐子の帯」
「蓼食う虫」小出楢重/挿絵 『大阪毎日新聞』『東京日日新聞』昭和3年
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

谷崎潤一郎(1886~1965)作の「細雪(ささめゆき)」はアンティーク着物を愛する女性の間ではバイブルのように読まれる作品です。映画や舞台に登場する女優たちの華やかな着物姿に惹かれる人が多いようですが、谷崎本人は蒔岡家の四姉妹の着物を本当はどのように想定していたのでしょうか? ・・・本展では、文章やモデルになった姉妹の写真を元にして、忠実に着物を再現して展示します。

「細雪」「痴人の愛(ちじんのあい)」「春琴抄(しゅんきんしょう)」「猫と庄造と二人のをんな」「蓼喰う虫(たでくうむし)」「秘密」などの代表作をはじめとして20余りの作品を、挿絵、着物、谷崎潤一郎関係者の写真などを用いて紹介。出品数は着物約30点、挿絵約100点を予定しています。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2016年3月31日(木)〜2016年6月26日(日)
会場 弥生美術館 Google Map
住所 東京都文京区弥生2-4-3
時間 10:00〜17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
ただし4/19~5/8の間は無休
観覧料 一般 900円
大・高生 800円
中・小生 400円
  • ※竹久夢二美術館もご覧いただけます
TEL03-3812-0012
URLhttps://www.yayoi-yumeji-museum.jp

弥生美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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細雪の登場人物のモデルになった女性たち。右から松子(谷崎の三度目の妻)その娘の恵美子、妹の信子と重子 昭和15年 谷崎潤一郎/撮影

「細雪」幸子のモデルで谷崎の妻・松子

松子の着物にそっくりな「斜格子の紋錦紗」着物前上半身

松子の着物にそっくりな「斜格子の紋錦紗」着物後ろ姿

谷崎の最初の妻・千代と娘の鮎子。谷崎はおとなしい千代より、その妹で奔放なせい子に魅かれた。文学者の佐藤春夫や大坪砂男が千代に同情して思いを寄せるようになり、谷崎も彼等との交際を公認した。

「痴人の愛」ナオミのモデルは、谷崎の最初の妻・千代の妹のせい子。妖婦型の性格と混血児のような容貌が谷崎を惹きつけた。 大正13年頃 浜本浩/撮影

ナオミが音楽や英語を習いに通ったスタイル。“銘仙の着物の上に紺のカシミアの袴をつけ、黒い靴下に可愛い小さな半靴を穿き、すっかり女学生になりすまして” ※“”内は谷崎の文章を抜粋

譲治はナオミが美しくなるにつれ、崇拝し、わがまま放題にさせる。ナオミは増長して暴君のようになる。ナオミに馬のりにされこづきまわされたりするが、譲治は嬉々として彼女の言いなりになるのであった。マゾヒスト・谷崎ならではの展開。 岩田専太郎/挿絵『りべらる』昭和25年

左の挿絵にそっくりな「水玉模様の銘仙」。彼女はそれを素肌に纏うのが癖でしたからと、襦袢を着ない主義のナオミらしい着付け。兵児帯を前で結ぶのもナオミスタイル。