この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
大名家において、藩主の肖像画をはじめ、城や邸宅の内部を飾る障壁画や屏風・掛け軸などを制作する御用絵師の存在はたいへん重要であり、大名文化の中心を担いました。
細川家の御用絵師であった矢野派は、雲谷派から派生し、その画系を遡ると室町時代の漢画師・雪舟にたどり着きます。一方で、細川家は江戸狩野派の有力絵師とも関係が強く、また熊本でも狩野派に学んだ肥後狩野派が御用絵師となりました。
さて、熊本県立美術館では、開館以来、熊本の御用絵師の調査・研究を重ね、その成果を「肥後の近世絵画」(1979年)、「細川藩御用絵師・矢野派」(1996年)といった展覧会で紹介することで、熊本の近世絵画史研究を構築してきました。
本展覧会は、開館40周年を記念して、これまでの熊本県立美術館の成果を踏まえ、細川家が築き上げた御用絵師による優れた絵画文化を紹介し、さらにその元となった雪舟流と狩野派という二つの画流を、室町・桃山時代まで遡ってその展開をたどるものです。
熊本に根付いた絵画が、そのルーツを遡ると日本美術史上の名品につながることを提示するとともに、雪舟をはじめとして、熊本でほとんど展示されたことのない室町・桃山時代の巨匠たちの名品に接する機会が提供されます。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 |
2016年8月30日(火)〜2016年10月10日(月・祝)
|
|---|---|
| 会場 |
熊本県立美術館
|
| 展示室 | 熊本県立美術館本館 2階展示室 |
| 住所 | 熊本県熊本市中央区二の丸2番 |
| 時間 | 9:30〜17:15 (最終入場時間 16:45) |
| 休館日 |
月曜日 ※祝日の場合は開館し、翌日休館。 |
| 観覧料 | ※観覧料未定。決まり次第お知らせします。 |
| TEL | 096-352-2111 |
| URL | https://www.pref.kumamoto.jp/site/museum/ |
熊本県立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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狩野元信・永徳《四季山水図屏風》(右隻)(香雪美術館)
狩野元信・永徳《四季山水図屏風》(左隻)(香雪美術館)
狩野派《帝鑑図屏風》(右)(公益財団法人永青文庫)
狩野派《帝鑑図屏風》(左)(公益財団法人永青文庫)
矢野吉重《松に虎・竹に虎図屏風》(右)(熊本県立美術館)
矢野吉重《松に虎・竹に虎図屏風》(左)(熊本県立美術館)