この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
1919年、今からほぼ100年前に先進的な総合芸術学校バウハウスが、ドイツのヴァイマールに設立されました。
設立に際し、初代校長ヴァルター・グロピウスは「バウハウス宣言(Bauhaus-Manifest)」を公にします。
そこには、建築・絵画・彫刻の三つのジャンルを表す尖塔をもつゴシック様式の聖堂を描いた、ライオネル・ファイニンガーの木版画が添えられました。あらゆる造形活動を手仕事の訓練と習得を通して統合し、新たな時代・世界に相応しい建築さらには社会の創造を目指したバウハウスは、その教育理念と独創的なカリキュラムによって、ドイツ国内のみならず、ひろく世界に大きな影響を及ぼしました。
本展は、そのバウハウスの今日的意義を再考する国際プロジェクト「bauhaus imaginista(創造のバウハウス)」の一環として開催されるものです。ここでは、ドイツで生まれたバウハウスの教育理念とカリキュラム、特に工房教育と予備課程が、日本とインドという異なる歴史・文化背景をもつ地域で、どのように受容され展開したのかに注目し、その足跡を、100点あまりの関連資料や記録、当時の学生たちの作品などによって辿ります。
また本展のために、二組のアーティスト、スウェーデンのマルメを拠点に活動するルカ・フライそしてロンドンを拠点とするオトリス・グループが、バウハウスと日本とインドをめぐる作品を新たに制作します。
彼らの作品は、バウハウスの受容と展開の歴史性だけではなく、その現在性についての視座を我々に与えてくれるにちがいありません。そして本展のエッセンスは、プロジェクトの最終形として2019年春にベルリンの世界文化の家で開催される展覧会「bauhaus imaginista: Still Undead」でも紹介されます。
本展が、「バウハウス宣言」を起点に、理念と実践の連携による教育さらには社会刷新の可能性と重要性、グローバル化とローカリティの関係性、そしてそれを踏まえた文化そしてその交流の多様性について再考する機会になることを期待します。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 |
2018年8月4日(土)〜2018年10月8日(月・祝)
|
|---|---|
| 会場 |
京都国立近代美術館
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| 住所 | 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町26-1 |
| 時間 |
9:30〜17:00
|
| 休館日 |
月曜日 9月18日、25日(火)は閉館 ※ただし、9月17日、24日、 10月8日(月・祝)は開館 |
| 観覧料 | 一般 430円(220円) 大学生 130円(70円)
|
| TEL | 075-761-4111(代表) |
| URL | http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2018/426.html |
京都国立近代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
ライオネル・ファイニンガー「バウハウス宣言」表紙 1919 大阪新美術館建設準備室
山脇巌 バウハウス・デッサウ 1931 武蔵野美術大学 美術館・図書館 ©山脇巌・道子資料室
作者不詳バランスの習作(モホイ=ナジの予備課程) 1924-25(再製作:1995) ミサワバウハウスコレクション
クリシュナ・レッディ無題 1944 個人蔵(クリシュナ・レッディ、NY)
「和歌山市に於ける構成教育講習会」(『建築工芸アーシーオール』1933年3月号より)