この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
戦後の混乱期の子どもの本におびただしい数の絵を描きながら、日本の絵本の隆盛期を待たずに早逝した茂田井武。その画業は大切に受け継がれ、後に続く多くの画家たちにも影響を与えてきました。
茂田井が亡くなった3年後に生まれ、今まさに現代美術のアーティストとして世界的に活躍する奈良美智も、茂田井の絵に心ひかれるひとりです。
本展では、奈良美智が今も「新しい」と感じる茂田井武の作品を選び、展覧会を構成します。
◆茂田井 武(もたい たけし 1908~1956)
東京日本橋生まれ。
1923年、生家の旅館が関東大震災で全焼する。中学卒業後、太平洋画会研究所、川端画学校などで絵を学び、アテネ・フランセに通う。
1930年シベリア鉄道で渡仏、パリの日本人会で働きながら独学で絵を描き、日々の生活を画帳に描きとめた。
1933年に帰国。職を転々とした後、成人向け雑誌「新青年」などに挿し絵を描き、1941年から絵本を手がける。
1946年日本童画会入会。戦後日本の復興期に絵本、絵雑誌などの仕事で活躍する。
1954年小学館絵画賞受賞。48歳で亡くなるまで、病床で絵を描き続けた。
◆奈良 美智(なら よしとも 1959~)
青森県生まれ。
1988年、愛知県立芸術大学大学院修了の翌年にドイツに渡り、国立デュッセルドルフ芸術アカデミー修了。その後も、99年までドイツに滞在して制作と活動を行う。
2000年に帰国後、日本を拠点に世界中で展覧会を開催する。
2001年と2012年に横浜美術館で大規模個展、また2010年にはAsia Society Museum(ニューヨーク)、2015年にはAsia Society Hong Kong Center(香港)にて個展を開催した。絵画を中心にドローイングや彫刻など幅広い表現で、国や文化背景を超えた人々と共振し支持を得る。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 |
2017年5月19日(金)〜2017年8月20日(日)
|
|---|---|
| 会場 |
ちひろ美術館・東京
|
| 住所 | 東京都練馬区下石神井4-7-2 |
| 時間 |
10:00〜17:00
|
| 休館日 |
月曜日 ※月曜日が祝休日の場合は開館、翌平日休 ※8/1~8/20は無休 |
| 観覧料 | 大人800円 高校生以下無料
|
| TEL | 03-3995-0612 テレフォンガイド 03-3995-3001 |
| URL | https://chihiro.jp/tokyo/ |
| 割引券 | https://chihiro.jp/foundation/contact/surveyform/ |
ちひろ美術館・東京の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
茂田井武 絵物語「夢の絵本」より 1948年
茂田井武 絵物語「宝船」六 1939年
茂田井武 アクロバット 1932-33年頃
茂田井武 画帳「続・白い十字架」より 1931-35年
茂田井武 「幼年画集」より 1946-47年
茂田井武 クマ、ジープ、デンシャ、ハネ 1949年
茂田井武 『セロひきのゴーシュ』(福音館書店)より 1956年