この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
日本建築史のはじまりともいえる法隆寺の建立から1,000年以上の時が流れ、到来した明治という時代。江戸から明治への転換は、長きにわたり閉ざされていた西洋文化の入口が開き、洋風建築の流入が一気にはじまることを意味しました。日本建築における有史以来の大変革。その驚きと胸躍る風景。本展では、人々が建築に夢を抱いた「明治の洋館」の世界を、多種多様な資料と立体的な展示手法で描きます。
明治時代に入ると、新政府の欧化政策の要として、また新たな時代の象徴として、日本における洋風建築の需要が高まりをみせます。はじめは西洋建築の知識や経験が乏しく、日本には「建築家」という職業もまだ根を下ろしていませんでした。しかし西洋技術の積極的な習得により、明治時代後期には日本人建築家の設計による本格的な西洋建築が出現するまでに変貌を遂げます。その過程において、和と洋が組み合わさった日本独自の個性豊かな建物も数多く誕生しました。さらに首都東京では、近代国家にふさわしい都市を形成するため、いくつもの国家的プロジェクトの建設が進められます。都市の風景に新たな風を吹きこんだ洋風建築はさまざまな新名所を生み、人々に親しまれていきました。
本展は、急速に展開・普及した明治期の東京の洋風建築について、その受容から本格的西洋建築の成立までの様子を取り上げます。大工棟梁による「擬洋風建築」、外国人技術者による非本格的洋館や外国人建築家たちの手がけた本格的西洋建築、工部大学校卒業生等の挑戦、そして皇族や上流階級のための大邸宅にいたるまで、日本の建築史上稀にみるこの大変革の時代の多彩な成果を活写します。また、国宝・重要文化財や日本初公開資料、そして立体的な空間演出によって「当時の人々が感じた驚き」そのものを再現しようという試みです。約150年前、当時の人々が胸を躍らせた文明開化の息吹をぜひ体感してください。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 |
2026年6月23日(火)〜2026年8月23日(日)
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|---|---|
| 会場 |
東京都江戸東京博物館
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| 展示室 | 1階特別展示室 |
| 住所 | 東京都墨田区横網1-4-1 |
| 時間 |
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| 休館日 |
月曜日、7月21日(火) ※ただし7月20日、8月10日は開館 |
| 観覧料 | 一般 1,600円(1,280円/1,400円) 大学生・専門学校生 1,280円(1,020円/1,080円) 65歳以上 800円(640円/600円)
|
| TEL | 03-3626-9974(代表) |
| URL | https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/s-exhibition/western-style-architecture/ |
東京都江戸東京博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
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Architekturmuseum der Technischen Universität Berlin, Inv. Nr.20190
第一国立銀行 1872-1880年(明治5-13)頃 東京都江戸東京博物館蔵
「東亰海運橋第一国立銀行の全図 并近円の市中一覧の図」 歌川芳虎/画 1876年(明治9)東京都江戸東京博物館蔵
【後期:7月28日-8月23日】
第一国立銀行 シャンデリア 江戸東京たてもの園蔵(現・三井八郎右衞門邸)
「江戸築地保互留之図」 1868年(明治元) 東京都江戸東京博物館蔵
【後期:7月28日-8月23日】
「営繕記」(『東京出府記』より)国宝附 立石清重/筆 1875年(明治8)国宝旧開智学校校舎蔵
【展示期間:6月23日-7月12日】
「新橋ステンシヨン」 小林清親/画 1881年(明治14)東京都江戸東京博物館蔵
【前期:6月23日-7月26日】
「武蔵百景之内 江戸橋より日本橋の景」 小林清親/画 1882年(明治15)東京都江戸東京博物館蔵
【前期:6月23日-7月26日】
鹿鳴館 軒先飾り(持送り)東京都江戸東京博物館蔵





