この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
山口蓬春は大正12年(1923)に東京美術学校を卒業後、新興大和絵会での活動において近代的な表現を伴うやまと絵の風景画を発表しました。群青や緑青などの色鮮やかな岩絵具を使用する風景画は新興大和絵の特徴と言われ、やまと絵の形式を刷新する清新な画風をうちだします。本展前半では新興大和絵会の名所図会から《潮音》(昭和3年)までの風景表現に着目します。
次に、蓬春と交流のあった作家による作品を展示します。流派を超えた親しい交流のなかで共に研鑽を積んだ、六潮会のメンバーによる作品を始め、戦後の日本画壇を率いる立場となった蓬春が、新しい日本画への道筋へと導いた次世代の画家である大山忠作、加藤東一らの瑞々しい感性をお楽しみください。
◆ 本展の見どころ
1.20年ぶりに蓬春の帝展出品作《潮音》を一般公開
蓬春が三重県・志摩半島の波切村に取材した大幅《潮音》(昭和3年[1928]第9回帝展、個人蔵)を通期で展示します。波飛沫から聞こえる轟音をお楽しみください。
2.蓬春ゆかりの芸術家作品を展示いたします
山口蓬春記念館の開館にゆかりのある画家・大山忠作、加藤東一、浦田正夫、佐藤圀夫、須田国太郎の作品を展示します。
彼らの作品とそのことばによって浮かび上がる蓬春像をご紹介いたします。
3.藤田嗣治作品《Jeunesse(若さ)》を初めて一般公開
蓬春は戦争中にともに南方に派遣された藤田嗣治と手紙のやりとりを行うなど親しく交流を持ちました。この度、その藤田嗣治作品《Jeunesse(若さ)》(昭和35 年[1960])を初めて一般公開します。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2026年4月4日(土)〜2026年5月31日(日) |
|---|---|
| 会場 |
山口蓬春記念館
|
| 住所 | 神奈川県三浦郡葉山町一色2320 |
| 時間 |
10:00〜16:30
(最終入場時間 16:00)
|
| 休館日 |
月曜日、5月7日(木) ※5月4日を除く |
| 観覧料 | 一般 600円 (高校生以下は無料) ※団体割引 100円割引(20名以上の団体で1週間前までに予約した場合) ※障がい者割引 100円割引(同伴者1名を含む) ※年間入館券 1,800円 (発行月から翌年の同月末日まで有効) 同伴者2名まで100円割引 ※連携館割引 100円割引(当日観覧券のみ) ◎葉山しおさい公園・博物館 ◎神奈川県立近代美術館 葉山 |
| TEL | 046-875-6094 |
| URL | https://www.hoshun.jp/ |
山口蓬春記念館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
山口蓬春《潮音》昭和3年(1928) 第9回帝展 個人蔵
松岡映丘《真鶴》日本新名勝図絵より 昭和2年(1927) 山口蓬春記念館蔵
狩野光雅《波切》日本新名勝図絵より 昭和2年(1927) 山口蓬春記念館蔵
六潮会《六潮一海》昭和16年(1941) 個人蔵
山口蓬春《首夏》扇面 昭和36年(1961)山口蓬春記念館蔵
大山忠作《花》昭和20年代(1950年代)山口蓬春記念館蔵
加藤東一《総がらみ》平成4年(1992) 山口蓬春記念館蔵
浦田正夫《晨》平成4年(1992) 山口蓬春記念館蔵
山口蓬春《佐与利》昭和26年(1951) 山口蓬春記念館蔵

