この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
画家・松本陽子の、初めての美術館における大規模個展です。松本の代名詞となったピンクを主調とした絵画群は、1960年代末のアメリカでのアクリル絵具と綿のローカンヴァス(下地塗りの施されていないカンヴァス)との出会い、その後の長きにわたる探究と修練のなかで生まれました。鮮やかで軽やかなさまざまな色が重なって、水蒸気を得てもくもくと成長する雲のような、動きと光にあふれた空間を持つ絵は、いつまでもどこまでも私たちの目をとらえてやみません。
松本はこの到達に飽き足らず、2000年代には油彩画に本格的に取り組み、緑や黒、青などを用いて豊穣な絵を描き出してきました。制作は現在も行われており、本展では昨年から描き始めた新作が初披露されます。1950年代末の初期作品から最新作まで、選りすぐりの逸品により構成する展覧会です。近年海外での評価も著しい画家の、これまでと今をご堪能ください。
◆ 松本陽子(まつもとようこ)
1936年東京都生まれ。1960年東京藝術大学美術学部絵画科卒業。
1967年から約1年間アメリカに滞在し、ニューヨークでアメリカの絵画に触れ、またアクリル絵具に出会う。帰国後にアクリル絵具と綿のローカンヴァスによる独自の手法を開拓。1970年代後半から評価を徐々に高め、作品は全国の美術館に収蔵される。2000年代は油彩に戻り、主調となる色を変えて、描き続けている。緑、白、黒、青の色は、いずれもみずみずしく芳醇で、発表の度に評価を新たにしている。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2026年5月23日(土)〜2026年7月12日(日) |
|---|---|
| 会場 |
府中市美術館
|
| 展示室 | 2階企画展示室 |
| 住所 | 東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内) |
| 時間 | 10:00〜17:00 (最終入場時間 16:30) |
| 休館日 | 月曜日 |
| 観覧料 | 一般 800円(640円) 高校生・大学生 400円(320円) 小・中学生 200円(160円)
|
| TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
| URL | https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/ |
府中市美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
講演会・イベント情報EVENT INFORMATION
◆ 学芸員によるキャラリートーク
日時:5月23日(土)14:00~
場所:府中市美術館2階 企画展示室
◆ トークセッション
「画家たちと語る松本陽子」
日時:6月7日(日)14:00~
場所:府中市美術館1階 講座室
出演:今井俊介(画家)、原田郁(画家)ほか
◆ 松本陽子インタビュー映像上映会
日時:6月13日(土)14:00~、16:00~
場所:府中市美術館1階 講座室
上映間に映像制作者によるトークを行います。
◆ 講座「陽子さんの絵の65年」
日時:6月28日(日)14:00~
場所:府中市美術館1階 講座室
講師:神山亮子(府中市美術館学芸員、本展企画担当)
◆ アーティストトーク
日時:7月11日(土)14:00~
場所:府中市美術館1階 市民ギャラリー
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出展作品・関連画像IMAGES
《ベイルシェバの荒野Ⅰ》1987年 アクリル、カンヴァス 国立国際美術館
《黒い岩Ⅴ》1991年 アクリル、カンヴァス 個人蔵
《夜》1991年 アクリル、カンヴァス 東京都現代美術館
《降下する光Ⅱ》1995年 アクリル、カンヴァス G foundation
《宵の明星を見た日》2023年 油彩、カンヴァス、木炭、パステル UESHIMA MUSEUM COLLECTION
制作中の松本陽子 2025年12月撮影