この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
『色ざんげ』『おはん』『生きて行く私』など、現代を生きる私たちの道標ともなる数々の名作を残した作家・宇野千代(うの・ちよ1897-1996)。若き日には、画家の東郷青児とともに世田谷の淡島に“コルビジェ風”のアトリエ付きの瀟洒な家を建てて暮らしました。その作家としての人生は、尾崎士郎、東郷青児、北原武夫らとの数々の恋や、画家や詩人、評論家など各界で活躍する人々との華麗な交友関係の中で大きく花開いていきました。本展は、2023年度に世田谷文学館に寄贈された宇野千代旧蔵の新資料を前期・後期に分け、年間を通して紹介するものです。
「没後30年 宇野千代展 ―恋と創作の若き日々―」
【前期】2026年4月18日(土)~9月6日(日)
「没後30年 宇野千代展」(前期)では、宇野の岩国での少女時代から、「おはん」の連載が始まる50歳ごろまでの資料を中心に展示します。
「色ざんげ」の自筆原稿をはじめ、東郷青児から宇野千代に宛てた書簡、北原との中国旅行で記された日記、日本初のファッション誌として記録的な売り上げを見せた雑誌「スタイル」のほか、宇野のデザインによる旧蔵の着物など、多彩な資料を一堂に展示。世田谷文学館の新たなコレクションの核となる資料を総覧します。
小説家としての出発、時代を先駆けた装いや暮らしぶりを通して、恋と創作に生きた若き日の宇野千代の姿に迫ります。強く、華やかに、しなやかに生きた宇野千代の世界をお楽しみください。
「没後30年 宇野千代展 ―わたしと生きて行く私―」
【後期】2026年9月26日(土)~2027年3月28日(日)
「没後30年 宇野千代展」(後期)では、昭和22年から平成8年までの後半生を紹介します。隆盛を極めたスタイル社の倒産や北原武夫との別れなど、前半生につづき波乱の人生を歩む宇野千代ですが、一方で代表作「おはん」の完成や「薄墨の桜」「八重山の雪」の執筆など作家としての円熟期を迎えます。昭和57年(84歳)の新聞連載「生きて行く私」はこれまでの人生を回想したもので、翌年刊行されると、ベストセラーとなりました。
「私何だか死なないような気がするんですよ」という前向きな千代は、作家活動のほか、着物のデザイナーなど多方面でも晩年まで精力的に活躍しました。千代の軌跡を辿りながら、その生活と人柄も紹介します。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 |
2026年4月18日(土)〜2027年3月28日(日)
|
|---|---|
| 会場 |
世田谷文学館
|
| 展示室 | 1階展示室 |
| 住所 | 東京都世田谷区南烏山1-10-10 |
| 時間 |
10:00〜18:00
(最終入場時間 17:30)
|
| 休館日 | 月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始、館内整備期間 |
| 観覧料 | 一般 220円 高校・大学生 170円 65歳以上 110円 小・中学生 110円 ※団体料金、障害者割引あり |
| TEL | 03-5374-9111 |
| URL | https://www.setabun.or.jp/ |
世田谷文学館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
昭和7年頃 中央公論社にて:婦人公論に掲載された写真 自分で初めてデザインした着物で
昭和6~7年 世田谷淡島の自宅にて
1939年4月1日、帝国ホテルにて北原武夫と挙式
昭和22年 50歳頃 車の広告モデルをつとめた宇野千代
『脂粉の顔』(1923年 改造社):宇野のデビュー作。最初の夫の姓「藤村千代」名義で刊行された
「おはん(その三)」自筆原稿:「文体」第4号(1949年7月10日文体社)掲載
宇野千代旧蔵 自筆原稿「おはん」4回目
宇野千代 日記 ©株式会社 宇野千代:1941年 の中国旅行の内容を含む日記
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