この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
洋画家・宮本三郎(1905-1974)は、水辺の風景に囲まれて育ちました。宮本の故郷は石川県小松市の日本海沿岸部にあたり、当時の地域一帯には「加賀三湖」と呼ばれる潟湖が点在していました。彼は後年、故郷の潟の風景を、早朝や夕方と思われる幻想的な光のもとに描いています。
2度にわたる滞欧時には、フランスの風景画の定番モティーフであったエトルタの海岸や、印象派以降の画家が好んで描いた河岸なども題材にしています。ヨーロッパ各地で感受した豊かな色彩は、1960年代後半の明るく軽やかな海浜風景にも通じているようです。
絵画上の実験にも、水の存在は欠かせません。幾層にも絵の具を塗りこめることで川の逆巻く水面を表現した〈流水〉のシリーズや、人の姿を映す水鏡を画中に描き込んだ作例など、随所で水が効果的に取り入れられています。
本展では「水」をキーワードに、水辺を題材とした作品、さらに水の反映を活かした作品を紹介します。宮本が描いた水辺をめぐりながら、その創造の源流にふれてみてはいかがでしょうか。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2026年4月1日(水)〜2026年9月6日(日) |
|---|---|
| 会場 |
世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館
|
| 住所 | 東京都世田谷区奥沢5-38-13 |
| 時間 |
10:00〜18:00
(最終入場時間 17:30)
|
| 休館日 |
月曜日、5月7日(木)、7月21日(火) ※5月4日(月・祝)、7月20日(月・祝)は開館 |
| 観覧料 | 一般 220円(180円) 大高生 170円(130円)、 65歳以上・中小生 110円(90円) 障害者の方 110円(90円)
|
| TEL | 03-5483-3836 |
| URL | http://www.miyamotosaburo-annex.jp/ |
世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
《流水 手取川》1959年
《水》1960年
《飢渇》1943年
《題不詳(海水浴)》1971年頃
《生》1974年
《エトルタの海》1939年