この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
書の枠を超え、抽象表現の先駆者として独自の表現世界を切り拓いた篠田桃紅の作品を、音楽という視点から再考する企画展です。桃紅の作品には、旋律のように流れる線、共鳴する余白、静寂と緊張が共存する構成など、音楽的感性と響き合う要素が随所に見られます。
桃紅は、生涯にわたり文学のみならず、音にも深い関心を寄せてきました。墨の一筆一筆は即興演奏のような緊張感を孕み、金や銀のきらめきは音の余韻のように画面に広がります。本展では、こうした造形的特徴を「音」「リズム」「間」といった音楽的視点から読み解き、桃紅の表現に内在する新たな側面を紹介します。
また会場では、作品と音楽との対話を意識した展示構成を通して、視覚と聴覚が交差する体験を提供し、桃紅芸術の本質に迫ります。絵画と音楽、それぞれの抽象表現を重ねて比較することで、これまで気づかれることのなかった桃紅作品の新たな魅力が立ち上がります。静けさの中に潜む響きや、抽象の奥に宿る感情の震えなど、作品が内包する目に見えない気配に耳を澄ませるとき、桃紅の作品が奏でる音楽を感じ取ることができるはずです。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2026年4月3日(金)〜2026年6月20日(土) |
|---|---|
| 会場 |
岐阜現代美術館
|
| 住所 | 岐阜県関市桃紅大地1番地(鍋屋バイテック会社 関工園内) |
| 時間 |
9:30〜17:00
|
| 休館日 | 第2・4土曜、日祝日 |
| 観覧料 | 一般 1,000円 団体(20名以上)800円 高校生以下 無料 |
| TEL | 0575-23-1210 |
| URL | https://www.gi-co-ma.or.jp/exhibitions/abstract-resonance/ |
岐阜現代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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◆ 学芸員によるギャラリートーク
担当学芸員が会場を巡りながら展覧会を解説します。
日時:2026年5月16日(土) 13:30~(1時間程度)
参加費:無料(入館には観覧券が必要です)
申込み:不要(桃紅館受付に集合)
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出展作品・関連画像IMAGES
篠田桃紅《音》1998
篠田桃紅《少年》1998
篠田桃紅《溌》1994
篠田桃紅《夢》1998
篠田桃紅《幽微》1962
篠田桃紅《游》1999