この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
シルクロード上に位置する中央アジアでは、古代より様々な民族が行き交ったことで、多様な文化が生み出されました。ヨーロッパからアジアにいたる広大な地域を舞台にしたシルクロードの文化は日本でも幾度もブームが起こりました。ところが、かつてソビエト連邦領であった中央アジア諸国(現在のウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン) は情報が得にくい地域であり、人々の伝統的な生活や豊かな工芸品はあまり知られてきませんでした。しかし近年、漫画や大阪・関西万博等をとおして現地のことを知る機会が増え、その華やかな手仕事の数々に注目が集まっています。
オアシス都市に暮らしたウズベク人などに伝わる刺繍布“スザニ”や衣装は、個性的でミステリアスな文様、そして豊かな色づかいが特徴です。女性たちが手がけた布いっぱいを埋め尽くす刺繍は、時代や地域を越えて人々を魅了します。一方で、砂漠地帯で遊牧生活を送っていた人が多いトルクメンは、重量感のある銀製の装身具で身を飾る習慣をつくり出しました。これらのジュエリーは装飾品としてだけでなく、厳しい環境を生きぬくための知恵と祈りが込められたものでした。
本展では、国内随一のウズベクとトルクメンの染織およびジュエリーコレクションを誇る広島県立美術館所蔵品より、中央アジアで花開いた多彩な工芸品を紹介します。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2026年4月11日(土)〜2026年6月14日(日) |
|---|---|
| 会場 |
渋谷区立松濤美術館
|
| 住所 | 東京都渋谷区松濤2-14-14 |
| 時間 |
10:00〜18:00
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| 休館日 |
月曜日、4月30日(木)、5月7日(木) ※5月4日は開館 |
| 観覧料 | 一般 1,000円(800円) 大学生 800円(640円) 高校生・60歳以上 500円(400円) 小中学生 100円(80円)
|
| TEL | 03-3465-9421 |
| URL | https://shoto-museum.jp |
渋谷区立松濤美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
《女性用被衣(チルピ)》テケ族、トルクメン人 19世紀 広島県立美術館蔵
《花嫁用頭飾り》北ヨムート族、トルクメン人 19世紀前半 広島県立美術館蔵
《刺繍布(スザニ)》19世紀後半 広島県立美術館蔵
《刺繍布(ジャイナマズ)》19世紀中期 広島県立美術館蔵
《背飾り(ゴシャ・アシク)》テケ族、トルクメン人 19世紀初期 広島県立美術館蔵
《首胸飾り(ブカウ)》北ヨムート族またはテケ族、トルクメン人 18世紀 広島県立美術館蔵
《護符入れ(トゥマル)》ヨムート族、トルクメン人 18世紀 広島県立美術館蔵
《鞭(ガムチ)》ジャファバイ・ヨムート族、トルクメン人 19世紀後半 広島県立美術館蔵
《背飾り(サチュモンジュク)》ジャファバイ・ヨムート族、トルクメン人 20世紀初期 広島県立美術館蔵



