この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
19世紀中頃に技術が確立されると、写真は瞬く間に世界中に広がっていきました。ベルナール・ビュフェが活躍した時代は、写真が発明されてから100年以上経過していましたが、技術の向上と普及の速度には目覚ましいものがありました。
ビュフェ自身が写真を撮ることはなかったものの、戦後のパリで早熟の天才として称賛された彼を、リュック・フルノルやロベール・ドアノーなど、同時代の写真家たちは被写体として見逃しませんでした。ビュフェをとらえた写真は、同時代の雑誌『パリ・マッチ』などに掲載され、ビュフェ・イメージの形成をうながします。つまり彼らの作品は、戦後の写真表現を示すとともに、ビュフェのポートレートでもあったのです。それらの写真をビュフェが描いた自身の肖像画と比較してみることで、わたしたちは彼の芸術をより深く鑑賞できるはずです。
加えて、ベルナール・ビュフェ美術館は、ビュフェと同時代の写真家たちの作品だけでなく、現代のアーティストたちによる写真作品も多数コレクションしています。杉本博司のフォトジェニック・ドローイングや、米田知子の「見えるものと見えないもののあいだ」シリーズ、フィオナ・タンの《人々の声》などは、フルノルやドアノーの写真とは主題、技法、色彩などの点で異なっており、今日に至る写真表現の大きな変化を示しています。
本展は、ベルナール・ビュフェと写真との関係に注目し、戦後から現代にいたる写真の変化の流れを追う展覧会です。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2026年4月3日(金)〜2026年9月1日(火) |
|---|---|
| 会場 |
ベルナール・ビュフェ美術館
|
| 住所 | 静岡県長泉町東野515-57 |
| 時間 |
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| 休館日 |
水曜日、木曜日 祝・休日の場合は翌金曜日を休館 |
| 観覧料 | 大人 1,500円(1,400円) 高・大学生 750円(650円) 中学生以下 無料
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| TEL | 055-986-1300 |
| URL | https://www.buffet-museum.jp/ |
ベルナール・ビュフェ美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
リュック・フルノル《カマルグの闘牛場》1958年 ゼラチン・シルバー・プリント ベルナール・ビュフェ美術館、©Luc Fournol
シャルル・ビュフェ《1940年3月31日、サン=カスト:ベルナールとクロード》1940年、© Blanche Buffet
クロード・ビュフェ《ラルク城のベルナール・ビュフェ、1960年》1960年、© Blanche Buffet
リュック・フルノル《サン = トロペ、1958》1958年、ゼラチン・シルバー・プリント、ベルナール・ビュフェ美術館、©Luc Fournol
ベルナール・ビュフェ《自画像》 1955年、カンヴァスに油彩、静岡新聞
南川三治郎 、 1980年、ベルナール・ビュフェ美術館 © 南川三治郎
桑原英文、 1987年、撮影:桑原英文、1987年
フィオナ・タン《人々の声 東京》2007年、写真インスタレーション、額装されたカラー写真305枚、ベルナール・ビュフェ美術館 © Fiona Tan, Courtesy of Wako Works of Art
米田知子《フロイトの眼鏡-ユングのテキストを見るⅡ》1998年、ゼラチンシルバープリント、ベルナール・ビュフェ美術館 © Tomoko Yoneda, Courtesy of ShugoArts

