この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
プラハ南東の小さな村フルシツェにて貧しい靴屋の息子として生まれたラダは、幼い頃に右眼を失明しながらも絵をほぼ独学で学び、明瞭な線描と色彩による画風を確立します。やがて新聞雑誌の諷刺画を描くようになり、ヤロスラフ・ハシェクの小説『兵士シュヴェイクの冒険』の挿絵を手がけたことで一躍有名になります。また、我が子のために創作童話をつくったことをきっかけに子どもの本にも取り組み、後年には絵画も制作しました。幼い頃に過ごした農村での思い出をもとに、季節がめぐる自然のなかで暮らす人びとや動物たちの姿を素朴に描いた作品は、チェコをはじめ世界中の人たちを魅了しています。
本展では日本でも馴染み深い『黒ねこミケシュのぼうけん』や『きつねものがたり』などの児童本や、代表作『兵士シュヴェイクの冒険』の挿絵原画をはじめ、故郷の風景やクリスマスの情景などを描いた絵画、そしてラダの原点とも言える諷刺画の仕事について、ご遺族のコレクションを中心とする約 200点を超える作品資料を通してご紹介します。
◆ ヨゼフ・ラダ Josef Lada(1887-1957)
プラハ近郊フルシッツェ村に生まれる。諷刺雑誌やさまざまな作家による本の挿絵を手がけながら独自の線描スタイルを確立して人気を集める。なかでもヤロスラフ・ハシェクの長編小説『兵士シュヴェイクの冒険』(1921年)の挿絵が有名。子ども向けの本にも力を注ぎ、『黒ねこミケシュ』(1934年)など、お話と絵の両方を手がけた絵本も発表。また絵画制作にも取り組み、故郷の田舎やチェコの自然、クリスマスなどを牧歌的に描いた。チェコを代表する画家のひとりとして1947年に国民芸術家の称号を与えられ、1998年にはプラハ国立美術館で大規模な回顧展が開催された。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2026年4月10日(金)〜2026年6月7日(日) |
|---|---|
| 会場 |
市立伊丹ミュージアム
|
| 展示室 | 展示室2・3・5 |
| 住所 | 兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20 |
| 時間 |
10:00〜18:00
(最終入場時間 17:30)
|
| 休館日 |
月曜日、4月7日 ※ただし4月4日は開館 |
| 観覧料 | 一般 1,100円 大高生 800円 中小生 500円 |
| TEL | 072-772-5959 |
| URL | https://itami-im.jp/ |
市立伊丹ミュージアムの情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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