この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
雪岱は東京美術学校(現・東京藝術大学)日本画選科を卒業し、さまざまな仕事に就きますが、1914(大正3)年に手掛けた泉鏡花作『日本橋』の装幀で高い評価を得ます。また、1918(大正7)年から1923(大正12)年にかけては発足間も無い資生堂意匠部に所属し、当時の意匠部で主流だった欧米スタイルに対し和風のデザインを担当。退社後も現在に至るまで資生堂で使われている「資生堂書体」や、資生堂の和文ロゴタイプの基本を作った一人として、深い縁を結んでいました。日本画のみならず、挿絵や装幀、舞台美術、映画の考証など幅広い分野における第一人者として活躍し、最も多く残る挿絵では、江戸時代を舞台にした作品を得意とし、高い品格をたたえた清廉典雅なモノクロームの世界を確立しました。
本展では、挿絵原画をはじめ、舞台装置下図、版画、装幀本、資生堂在籍時代の作品などを併せた140余点を展示し、遥かに過ぎ去った美しい江戸の風俗、面影を抒情に満ちた筆で再現した小村雪岱の世界を紹介します。
また、同時開催として2015年から2023年にかけて資生堂アートハウスで開催された企画展「工藝を我らに」から、作品を選りすぐって再構築した「工藝を我らにセレクション 2026 -美しく暮らす、四季のしつらえ-」展をお楽しみください。アートハウスが収蔵する工藝品やさまざまな道具類などを取り合わせながら、お正月から大晦日までの一年の行事や室礼を再現すると共に、生活の中での工藝品の用い方や楽しみ方も提案します。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2026年3月12日(木)〜2026年6月27日(土) |
|---|---|
| 会場 |
資生堂アートハウス
|
| 住所 | 静岡県掛川市下俣751-1 |
| 時間 | 10:00〜16:30 (最終入場時間 16:00) |
| 休館日 | 日・月・火・水曜日(祝日の場合も休館) |
| 観覧料 | 無料 |
| TEL | 0537-23-6122 |
| URL | https://corp.shiseido.com/art-house/jp/ |
資生堂アートハウスの情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
静岡県で開催中の展覧会
出展作品・関連画像IMAGES
小村雪岱 「灯影」 1940年 ※展示期間 3月12日~5月2日
小村雪岱 「青柳」 1941年頃 ※展示期間 3月12日~5月2日
小村雪岱 「おせん 傘」 1937年 ※展示期間 5月7日~6月27日
小村雪岱 「おせん 庭先」 1937年 ※展示期間 5月7日~6月27日
『衣替え』 2017年 (工藝を我らに 二〇一七)
『朝食』 2019年 (第二次 工藝を我らに 第一回展)