若江漢字 絵画という問い-I

カスヤの森現代美術館

  • 開催期間:2025年11月15日(土)〜2026年2月23日(月・祝)
  • クリップ数:3 件
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若江漢字《Tempest》2017年
若江漢字《解読された聖母被昇天としての「大ガラス」、さえも》2017-18年
若江漢字《探査と遁走》2019-2020年
若江漢字《アトリエの画家》2018年
若江漢字《ある晴れた日》2010年
若江漢字 絵画という問い-I カスヤの森現代美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

若江漢字は1960年代後半より美術家として国内外で発表を続け、これまでに写真を使用し「視覚」の問題を哲学的に問うコンセプチュアルな作品や政治、経済、環境問題等を含む社会的なテーマを扱ったインスタレーションなどを数多く手掛け、その年代ごとに特徴的な表現で注目を集める作品を制作している。

本展では、若江が近年勢力的に制作する絵画作品に焦点を当て絵画とは何か、また現代の絵画がどうあるべきかをその作品を通し再考する。

若江にとって、絵画とは視覚を再現するための手段ではなく、私たちが「世界をどのように見ているのか」「何を見ようとしているのか」「どう見るべきか」等を考えるための装置としての一面を有している。この事は若江がしばし語る「教育教材としての芸術」という考え方にも関連する。かつて絵画はその時代ごとに宗教観や歴史を伝えるといった多層的な役割を担っていたが、近代になりカメラの出現や印刷技術の発達などもあり、その役割が薄れ「何をどう表現するか」というように近代絵画の主題が「表現そのもの」へと変化して行き、そのことが次第に鑑賞者側の絵画に対する捉え方にも変化を与え、現代においてはより感覚的・エフェメラルなものとして受け取られる傾向が強まっている。

そうした中、若江は意図的に西洋美術史の名画や宗教画を和歌の世界で用いられる「本歌取り」のように画中画として登場させて描いている。それは絵画史へのオマージュではなく、「絵画」という制度が私たちの世界観をどのように形づくってきたかを問い直す方法であり、古典的なモチーフを現代に呼び戻し、そこに後世の作家ならではの分析や時代精神を重ね合わせることで、現代のナラティブな表現へと再構築し、かつて絵画が担っていた機能(多層的な役割)を復権すべく試みている。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2025年11月15日(土)〜2026年2月23日(月・祝)
会場 カスヤの森現代美術館 Google Map
住所 神奈川県横須賀市平作7-12-13
時間 10:00〜17:30 (最終入場時間 17:00)
休館日 月曜日 火曜日 水曜日 
会期中、2025年12月22日~2026年1月3日は冬期休館
観覧料 一般 800円
学生 600円(小学生は400円)
TEL046-852-3030
URLhttps://www.museum-haus-kasuya.com/

カスヤの森現代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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若江漢字《Tempest》2017年

若江漢字《解読された聖母被昇天としての「大ガラス」、さえも》2017-18年

若江漢字《探査と遁走》2019-2020年

若江漢字《アトリエの画家》2018年

若江漢字《ある晴れた日》2010年