この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
エットレ・ソットサス(1917-2007)は、20世紀イタリアデザインにおいて世界的に知られる巨匠です。1950年代からオリべッティ社やポルトロノーヴァ社のデザイナーとして数々の名作を生みだし、1981年には国際的なデザイナー集団「メンフィス」を結成して、しばしばポストモダンと評される革新的なデザインで一世を風靡しました。
ソットサスは過度な合理性の追求に疑念をもち、人々の生活に自由で生き生きとした感性を取り戻そうとしました。斬新でユーモアあふれるデザインによって、現代人の生活、人生、ひいては運命を明るく照らそうとしたのです。
近年、石橋財団では新たにデザイン分野の作品収集にも注力し、ソットサスの初期から晩年におよぶ100点を超えるコレクションを形成しました。本展はこれらの作品を一挙に公開する日本初のソットサスの大回顧展であり、またアーティゾン美術館初のデザイン展です。
◆ エットレ・ソットサス
1917年オーストリア・インスブルック生まれ。建築家の父の仕事の関係でイタリア・トリノに移り住む。1939年にトリノ工科大学で建築学の学位を取得、第二次世界大戦従軍後、ミラノを拠点にデザイナー・建築家としての本格的なキャリアを開始。1950年代から60年代にかけてオリベッティ社やポルトロノーヴァ社のために名作デザインを次々に生み出し、その名を知らしめる。60年代後半には世界的な反体制の機運をうけた「ラディカル・デザイン」の潮流の只中で、東洋美術やポップアートなどに着想を得ながら極めて斬新な創作を行った。70年代前半にはミラノでの仕事を突如中断し、スペイン・カタルーニャ地方の荒野を放浪しながらコンセプチュアルな写真を撮影して過ごし、「デザイン」とは何かを哲学的に探求した。80年代には自身が発起人となって国際的なデザイナー集団「メンフィス」を結成、大胆な色彩と形態によるデザインの数々でセンセーションを巻き起こした。85年頃にメンフィスを離脱して以降も遊び心溢れる挑戦的なデザインをつくり続け、2007年に90歳で没した。生誕100周年の2017年には欧米の美術館を中心に大規模な回顧展が開催され、その評価はますます高まっている。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2026年6月23日(火)〜2026年10月4日(日) |
|---|---|
| 会場 |
アーティゾン美術館
|
| 展示室 | 6階展示室 |
| 住所 | 東京都中央区京橋1-7-2 |
| 時間 |
|
| 休館日 |
月曜日、7月21日、9月24日 ※7月20日、9月21日は開館 |
| 観覧料 | 日時指定予約制 ウェブ予約チケット 1,200円 窓口販売チケット 1,500円 学生無料(要ウェブ予約)
|
| TEL | 050-5541-8600 (ハローダイヤル) |
| URL | https://www.artizon.museum/ |
アーティゾン美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
《カールトン》1981年(デザイン)/1981年(製作:メンフィス・ミラノ)、石橋財団アーティゾン美術館
© Erede Ettore Sottsass
《二段組みのサイドボード(Model MS. 120)》1959年(デザイン)/ 1959年(製作:ポルトロノーヴァ)、石橋財団アーティゾン美術館
© Erede Ettore Sottsass
《サイドボード(Model MS. 180)》 1959年(デザイン)/ 1959年(製作:ポルトロノーヴァ)、石橋財団アーティゾン美術館
© Erede Ettore Sottsass
《トーテム・ドローイング》 1964年、石橋財団アーティゾン美術館
© Erede Ettore Sottsass
《トーテム・ドローイング》 1964年、石橋財団アーティゾン美術館
© Erede Ettore Sottsass
《マラバール》1982年(デザイン)/ 1982年(製作:メンフィス・ミラノ、ビトッシ)、石橋財団アーティゾン美術館
© Erede Ettore Sottsass
《マンダリン・テーブル》1981年(デザイン)/1981年(製作:メンフィス・ミラノ)、石橋財団アーティゾン美術館
© Erede Ettore Sottsass
《アルコー》1982年、石橋財団アーティゾン美術館
© Erede Ettore Sottsass
《キャビネットNo. 71》2006年(デザイン)/ 2006年(製作:ギャラリー・モーマンス)、石橋財団アーティゾン美術館
© Erede Ettore Sottsass




