MINGEI ALIVE -
いま、生きている民藝

兵庫陶芸美術館

  • 開催期間:2025年9月6日(土)〜2025年11月24日(月・振)
  • クリップ数:9 件
  • 感想・評価:1 件
MINGEI ALIVE -いま、生きている民藝 兵庫陶芸美術館-1
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駒井正人《土瓶》2020年 撮影:Shugo Hayashi
安藤雅信《泥釉シリーズ茶器揃》2024-2025年
内田鋼一《White Bowl》2018年
新宮さやか《萼容 碗》2025年
田中雅文《Layer.series CLOUD 5》2018年
打田翠《心象》2024年 撮影:Masashi Kuromoto
MINGEI ALIVE -いま、生きている民藝 兵庫陶芸美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

今からおよそ 100年前、宗教哲学者の柳宗悦(1889-1961)によって提唱された「民藝(民衆的工藝の略)」。それは、日々の暮らしに寄り添うものに美を見いだすという、新しい価値観であり、提案でした。その対象とされたのは、用途に即してつくられた「手仕事」による生活道具。それは、近代化にともない、失われつつあるものでした。しかし、民藝が目指したものとは、手仕事をそのまま保護するというよりも、その精神を正しく受け取り、新しい生活スタイルに合ったものづくりへと導いていくことであり、何よりも「生活の芸術(アート)」という、私たちが心豊かに生きていくうえで欠かせないものを手放さないという、一つの哲学であったのではないでしょうか。

生活道具の中でも、特に使用頻度の高い「器(うつわ)」は、民藝の「現代性」を体現するものといえるでしょう。民藝では、名も無き職人の手仕事、つまり「無銘性」が唱えられたことで、ともすると、個人作家の美意識によってつくられたものを否定しているかのように思われがちですが、民藝の思想を深く理解し、その根幹を支え、現代へと橋渡しをしたのは、なんといっても、優れた創造性を持つ個人作家たちでした。その意味で、民藝はまた、現代において、実用品も手がける個人作家の存在意義を確かなものにしているとも考えられます。民藝は、技術でもなければ、スタイルでもない。そのことをいま一度、考えてみたいと思います。

本展では、富本憲吉(1886-1963)、バーナード・リーチ(1887-1979)をはじめとする兵庫陶芸美術館の現代陶芸コレクションの核となっている個人作家の器作品を展観しながら、当時、先鋭的なモダニストでもあった柳が見つめた民藝の本質について、現代の視点から再考することを試みます。さらに、「いま、生きている民藝」の諸相について、現代の作家たちがつくりだす様々な作品を通して、いま、私たちが豊かで幸せであると思える暮らしと、そこに息づく「生活の芸術(アート)」について、思いを寄せる機会とします。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2025年9月6日(土)〜2025年11月24日(月・振)
会場 兵庫陶芸美術館 Google Map
住所 兵庫県丹波篠山市今田町上立杭4
時間 10:00〜17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日、9月16日(火)、10月14日(火)、11月4日(火)
※ただし9月15日(月・祝)、10月13日(月・祝)、11月3日(月・祝)は開館
観覧料 一般 1,300円(1,000円)
大学生 1,000円(800円)
高校生以下 無料
  • ※( )内は20名以上の団体料金です
    ※70歳以上は半額になります
    ※障害のある方は75%割引、その介助者の1名は無料になります
TEL079-597-3961
URLhttps://www.mcart.jp/

兵庫陶芸美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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駒井正人《土瓶》2020年 撮影:Shugo Hayashi

安藤雅信《泥釉シリーズ茶器揃》2024-2025年

内田鋼一《White Bowl》2018年

新宮さやか《萼容 碗》2025年

田中雅文《Layer.series CLOUD 5》2018年

打田翠《心象》2024年 撮影:Masashi Kuromoto