この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
松は雪中にも青々として徳を示すとともに、めでたい画題として、親しまれてきました。松は日本に自生しており、古くから親しまれてきた樹木です。しかし、造形や文芸の題材として取り上げられるにあたっては、中国の大きな影響を受けています。
中国では紀元前十六世紀以前の夏王朝の時代から、松に特別な意味を持たせており、春秋時代(前八世紀〜前五世紀)に生きた孔子は『論語』の中で、厳しい寒さに耐える松を、逆境に屈することのないたとえとしています。唐時代(七世紀〜十世紀)には松そのものが絵画の主題となり、繁栄や長寿を祝う吉祥としての松も造形されるようになりました。このような意味を持つ松が奈良時代、平安時代の日本に伝わり、絵画や文様に取り入れられることになります。北宋時代(十世紀〜十二世紀)に水墨山水画が盛んになると、日本でも松に様々な精神性を託す文人画が描かれるようになります。中国の影響を色濃く受けた松が描かれる一方で、松に対する日本独自の信仰や物語に由来する造形も生み出され、発展していきます。
本展では、室町時代から江戸時代にかけてつくられた、さまざまな松の絵画と工芸品を紹介します。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 |
2025年10月25日(土)〜2025年11月30日(日)
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|---|---|
| 会場 |
西宮市大谷記念美術館
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| 住所 | 兵庫県西宮市中浜町4-38 |
| 時間 |
10:00〜17:00
(最終入場時間 16:30)
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| 休館日 | 水曜日 |
| 観覧料 | 一般 1,200円(1,000円) 高大生 600円(400円) 小中生 400円(200円)
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| TEL | 0798-33-0164 |
| URL | http://otanimuseum.jp |
西宮市大谷記念美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
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酒井抱一《円窓に寿老人》個人蔵
尾形乾山《松燕子花図》個人蔵
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