この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
熱狂的な人気を誇る『攻殻機動隊』の作者・士郎正宗(しろうまさむね)は、1985年にSF漫画『アップルシード』でメジャーデビュー、1989年に『攻殻機動隊』の連載を開始しています。当時はまだ世に浸透していなかった先端技術を独自の感覚で取り入れた、情報化社会の現代を予見しているかのような世界観は、多くの人たちを魅了してきました。
細部まで描きこまれた絵、膨大な情報で組まれたプロット、〈欄外〉にまで及ぶ作家の言葉が、作品に熱量を持たせるとともに、読む人の想像力をかきたてます。哲学的な探求が織り込まれる士郎正宗の世界観に、多くのクリエイターが影響を受け、様々なジャンルで作品を生み出し続けています。
超巨人級のコンピュータ〈ネメシス〉が政治を担う金星文明世界を描いた初期作品集『ブラックマジック』。第五次大戦後、廃墟となった街で生きていたSWATのデュナンと全身サイボーグのブリアレオスの姿を描くSFアクション『アップルシード』。「警察戦車隊」所属のレオナと愛機の小型戦車・ボナパルトの、悪党・武悪一味との戦いをコミカルに描く『ドミニオン』。首相直轄の攻性組織「公安9課」の戦いを描く『攻殻機動隊』。超古代の魔術師たちと召喚された神々が「仙術九頭龍」をめぐって争うファンタジー作品『仙術超攻殻ORION』。
本展覧会では、多様な広がりをみせる作品群と現在の活動までを、〈アナログ原稿〉〈デジタル出力原稿〉で辿るとともに、作家の蔵書やコメントもふんだんに紹介し、「士郎正宗」のパーソナルな部分にも迫ります。開館30周年を迎える世田谷文学館が、これまで取り組んできた〈漫画〉〈SF〉展示の集大成となる、「士郎正宗」初の大規模展覧会です。
◆ 士郎正宗(しろうまさむね) プロフィール
兵庫県生まれ。漫画家・イラストレーター。1980年にマンガやイラストの分野で活躍開始、1985年に『アップルシード』で商業デビュー。1989年に代表作『攻殻機動隊』の連載を開始。アニメ作品『ブラックマジックMー66』には共同監督として参加している。そのほか、ゲームや画集などさまざまな制作分野で活躍。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2025年4月12日(土)〜2025年8月17日(日) |
|---|---|
| 会場 |
世田谷文学館
|
| 住所 | 東京都世田谷区南烏山1-10-10 |
| 時間 |
10:00〜18:00
(最終入場時間 17:30)
|
| 休館日 |
月曜日および5月7日、7月22日、8月12日 ※ただし5月5日、7月21日、8月11日は開館 |
| 観覧料 | 一般 1,500円(1,200円) 65歳以上・大学・高校生 900円(720円) 小・中学生 450円(360円) 障害者手帳をお持ちの方 750円(600円)(但、大学生以下は無料) ※( )は団体割引(20人以上)・「せたがやアーツカード」割引料金で〈当日券のみの取り扱い〉
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| TEL | 03-5374-9111 |
| URL | https://www.setabun.or.jp/ |
世田谷文学館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』カバー ©士郎正宗/講談社
「アップルシード」第1巻予告ポスター ©士郎正宗/青心社
東芝映像ソフト『ドミニオンACT.1 犯罪軍団』ビデオパッケージ ©士郎正宗/青心社・ユーメックス
「ヤングマガジン海賊版」1989年5月号(攻殻機動隊) ©士郎正宗/講談社
「ヤングマガジン海賊版」1990年12月号本文扉(攻殻機動隊) ©士郎正宗/講談社
「ヤングマガジン海賊版」1991年11月号本文扉(攻殻機動隊) ©士郎正宗/講談社
「ヤングマガジン」1992年 No.26 本文扉(攻殻機動隊) ©士郎正宗/講談社
「ヤングマガジン」1995年 No.49 本文扉(攻殻機動隊) ©士郎正宗/講談社

