この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
明治・大正の時代、「最後の文人画家」として知られた富岡鉄斎(1836-1924)の展覧会を開催します。江戸末期の京都に生まれた鉄斎は、幼い頃から国学、儒学、仏教等の学問を広く修め、書画にも親しみました。幕末の動乱期には勤皇学者として国事に奔走し、明治維新後は神官の公職を経て、89歳で亡くなるまで、詩書画に通じた文人画家として多くの書画を世に送り出しました。日本各地を旅して描いた真景図や、文人の理想郷を描いた山水画、中国や日本の故事、古典に取材した人物画や神仙画、風俗画、花卉・鳥獣画など、そのモチーフは多岐にわたります。奔放な筆致と豊かな色彩から生み出された作品は、近代日本の美術史において傑出した存在感を放っています。
山形美術館は、開館後間もない1968年より、紅花商人の流れを組む長谷川家所蔵の作品を受け入れ、東洋日本美術のコレクションを拡充させてきた経緯があります。同館に関わりのある二つの長谷川家のうち、(山)長谷川家では、京都上京区にあった同家邸宅が鉄斎邸と近所だった縁により交流を重ね、鉄斎の作品と手紙類の関連資料を所蔵しています。本展では(山)長谷川家の協力のもと、同家のコレクションに山形美術館の収蔵品を加え、約40点を紹介します。鉄斎が理想とした豊かな文人文化とともに、紅花がもたらした京都と山形の交流をお楽しみください。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2025年12月12日(金)〜2026年1月25日(日) |
|---|---|
| 会場 |
山形美術館
|
| 住所 | 山形県山形市大手町1-63 |
| 時間 |
10:00〜17:00
(最終入場時間 16:30)
|
| 休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)、12月28日~1月3日 |
| 観覧料 | 一般 1,200円 高大生 600円 小中生 400円
|
| TEL | 023-622-3090(代表) |
| URL | http://www.yamagata-art-museum.or.jp/ |
山形美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
《吉野山春景・するが宇津山秋景図》 右隻1911(明治44)年・左隻(明治45)年 (山)長谷川家
《評山品水図》1869(明治2)年 山形美術館(山)長谷川コレクション
《鉄道人墨戯冊》1903(明治36)年 山形美術館(山)長谷川コレクション
《月夜梅花図》1909 (明治42)年 山形美術館(山)長谷川コレクション
《飲中八仙図》1909(明治42)年 (山)長谷川家
《狂濤万里図》1897(明治30)年 (山)長谷川家
《漁家楽図》1922(大正11)年 (山)長谷川家
《蝦夷人酒宴図》(山)長谷川家