この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
2024年に101歳の生涯を閉じた染色家、柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)。型染の世界に新風を吹き込んだ柚木の作品は、自由でユーモラスな形態と美しい色彩が心地よく調和しつつ生命力にあふれ、見る人を惹きつけてやみません。
柳宗悦らによる民藝運動に出会い、芹沢銈介(せりざわけいすけ)のもとで染色家としての道を歩みはじめた柚木は、挿絵やコラージュなどジャンルの垣根を超え、創作世界を豊かに広げました。
本展では75年にわたる活動を振り返るとともにゆかりのあった都市や地域をテーマに加え、柚木をめぐる旅へと誘います。身の回りの「もの」に対する愛着や、日々のくらしに見出した喜びから作品を紡ぎだす柚木の仕事は、変化の時代にこそ、大切に慈しみたい「いま」を私たちに示してくれます。民藝を出発点に、人生を愛し楽しんだ柚木沙弥郎の創作活動の全貌をご堪能ください。
◆ 同時開催
収蔵品展085 寺田コレクション ハイライト 前期
東京オペラシティ アートギャラリー収蔵の寺田コレクションは、東京オペラシティ街区の地権者の一人として当ビルの共同事業者に名を連ねた寺田小太郎氏(1927-2018)の蒐集、寄贈によるものです。そのコレクションは、難波田龍起・史男父子の作品をはじめ、戦後日本を中心とする絵画、水彩、素描、版画、彫刻、陶芸、写真など約4,000点に及び、寺田氏の個の視点によるユニークさを特徴としながら、日本の戦後美術の広い範囲をカバーする包括性を備えるに至っています。この展示では、秋と冬の会期を通して寺田コレクションの中核をなす作家、作品、あるいは隠れた名品を紹介します。
project N 100 富田正宣
つづれ織りのような大小の点の集積で描かれる富田正宣の抽象絵画。彼の制作行為は、美的な直観だけでなく、人間の行為や日々の営み、そして言語に対する独特の知的洞察に裏打ちされて進行しています。そのことで富田は、凝縮したマチエールと、存在としての強度、説得力を合わせ持つ一つの構造体を生み出すことに成功しています。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2025年10月24日(金)〜2025年12月21日(日) |
|---|---|
| 会場 |
東京オペラシティ アートギャラリー
|
| 展示室 | ギャラリー1、2 |
| 住所 | 東京都新宿区西新宿3-20-2 |
| 時間 |
11:00〜19:00
(最終入場時間 18:30)
|
| 休館日 |
月曜日、月曜祝休日の翌火曜日(11月4日、11月25日) ※ただし11月3日、11月24日は開館 |
| 観覧料 | 一般 1,600円(1,400円) 大・高生 1,000円(800円) 中学生以下 無料
|
| TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
| URL | https://www.operacity.jp/ag/ |
東京オペラシティ アートギャラリーの情報はこちらMUSEUM INFORMATION
巡回展TRAVELING EXHIBITION
- 岡山県岡山県立美術館
会期:2025年2月14日(金)~2025年3月23日(日)会期終了 - 島根県島根県立美術館
会期:2025年4月18日(金)~2025年6月16日(月)会期終了 - 静岡県静岡市美術館
会期:2025年8月16日(土)~2025年10月13日(月・祝)会期終了
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。
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出展作品・関連画像IMAGES
《幕》1961年 型染、木綿 坂本善三美術館蔵
《まゆ玉 白》2013年 型染、木綿 岩手県立美術館蔵
《小鳥》1992年 型染、紬 坂本善三美術館蔵
《ならぶ人》1982年 型染、絹 岩立フォークテキスタイルミュージアム蔵
《「DEAN & DELUCA」カフェのための作品原画》2021年 コラージュ、紙 ディーン&デルーカ蔵 撮影:奥田正治
《注染幾何文布》1950年代 注染、木綿 日本民藝館蔵 撮影:村林千賀子
《紅型風型染布》(部分) 1948年 型染、木綿 日本民藝館蔵 撮影:村林千賀子
《注染ロマネスク文布》(部分) 1959年 注染、木綿 日本民藝館蔵 撮影:村林千賀子
《型染手文布》1983年 型染、絹 個人蔵




