兵庫陶芸美術館The Museum of Ceramic Art, Hyogo

兵庫陶芸美術館兵庫陶芸美術館

兵庫陶芸美術館についてABOUT The Museum of Ceramic Art, Hyogo

兵庫陶芸美術館は、全県的な陶芸文化の振興を図るとともに、陶磁器を通した人々の交流を深めることを目的とし、2005年、日本六古窯の一つである丹波焼の里(兵庫県丹波篠山市今田町)に開館。古陶磁や現代陶芸の展示、資料収集保存、調査研究といった美術館事業のほか、次世代の陶芸文化を担う人材の養成、学校等との連携、陶芸ワーク ショップや陶芸文化講座等の創作・学習事業、および地域の文化資源や豊かな自然環境をいかしたエコミュージアム的環境を創出することを目指している。

兵庫陶芸美術館の収蔵品は、全但バス株式会社の当時の社長 田中寛氏(1904~1981)が昭和41年に創設した、「(財)兵庫県陶芸館」からの寄贈および購入による陶磁器901件が中心となっている。この田中氏のコレクションは、丹波焼をはじめ三田焼、東山焼、出石焼、珉平焼など兵庫県内で作られたやきものを中心とした、全国有数の丹波焼および兵庫県内の陶磁器のコレクションである。

同館ではこれを「田中寛〈たなかかん〉コレクション」と名づけ、氏の収集した陶磁器の数々と、(財)兵庫県陶芸館の活動を後世に伝えることを目指している。また、「田中寛コレクション」のうち657点が2018年3月に兵庫県指定重要有形文化財に指定された。「田中寛コレクション」の他、丹波焼および県内産陶磁器を中心に収集し、コレクションの拡充を図っている。

さらに、幅広い陶芸の魅力を発信していくことを目指して、近代的、現代的な作家意識を持って制作された、国内外の陶芸作家の作品の収集も行っている。20世紀を代表する陶芸作家ら、個人作家の先駆者と言える富本憲吉(1886-1963)やイギリス人陶芸家のバーナード・リーチ(1887-1979)、民藝運動に関わった濱田庄司(1894-1978)や河井寬次郎(1890-1966)、戦後の前衛陶芸を牽引した八木一夫(1918-1979)、林康夫(1928- )、海外作家のルーシー・リー(1902-1995)、ハンス・コパー(1920-1981)などが挙げられる。近年は、現在活躍する作家の、今という時代を映し出す作品の収集にも努めており、2023年現在、購入・寄贈をあわせて約3200件のコレクションを所蔵している。

利用案内INFORMATION

兵庫陶芸美術館 公式サイトURL
https://www.mcart.jp/
所在地
〒669-2135 兵庫県 丹波篠山市今田町上立杭4
TEL 079-597-3961
最寄駅
JR 福知山線「相野駅」下車
駅前からウイング神姫(路線バス)「兵庫陶芸美術館」「こんだ薬師温泉」または「清水寺」行き乗車約 15 分、「兵庫陶芸美術館」下車
開館時間
10:00〜17:00 (最終入館時間 16:30)
定休日
月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日休館)
年末年始 12月31日、1月1日
入館料・観覧料
<テーマ展(コレクション展)>
一般 200円(150円)
大学生 150円(100円)
※( )内は団体20名以上
※高校生以下無料
※70歳以上の方は半額になります
※障害のある方は75%割引、その介助者1名は無料になります
<特別展>
展覧会により異なります
開催展覧会情報をご確認ください。
割引クーポン
特になし
美術館名 よみがな
ひょうごとうげいびじゅつかん

アクセスマップACCESS MAP

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兵庫陶芸美術館
〒669-2135 兵庫県 丹波篠山市今田町上立杭4  TEL 079-597-3961

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