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小泉明郎 「CONFESSIONS」

京都芸術センター

  • 開催期間:2016年10月28日(金)〜2016年11月27日(日)
小泉明郎 「CONFESSIONS」 京都芸術センター-1
小泉明郎 「CONFESSIONS」 京都芸術センター-2
《最後の詩》2 チャンネル・ビデオ・インスタレーション 2013
「未完風景」Palazzetto Tito、Bevilacqua La Masa 財団、ヴェネチア、2013、展示風景
写真提供:国際交流基金、撮影:木奥惠三
Image courtesy of the artist & Annet Gelink Gallery (Amsterdam), MUJIN-TO Production (Tokyo)
《忘却の地にて》2スクリーン・ビデオ・インスタレーション、絵葉書、2015
Image courtesy of the artist & Annet Gelink Gallery (Amsterdam), MUJIN-TO Production (Tokyo)
小泉明郎 「CONFESSIONS」 京都芸術センター-1
小泉明郎 「CONFESSIONS」 京都芸術センター-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

独自の語りの様式を用い、演劇的とも評される映像作品を制作する小泉明郎。

「KYOTO EXPERIMENT 2016 AUTUMN」公式プログラムとして開催する本展『CONFESSIONS』では、「告白」をテーマに選出した小泉の近作を展示します。今回出展するのは、第二次世界大戦の日本兵のトラウマに関する証言を再現する《忘却の地にて》と、匿名の人々が各々の心の奥底の思いを露わにする《最後の詩》の二作品。いずれの作品も、自己のアイデンティティを担保するはずの記憶や感情が他者へと転移していき、それらの所在が曖昧になっていく感覚をもたらします。

多くの小泉の作品では、登場人物の演技と、それに対する小泉本人の指示出しのような演劇的状況を、そのままカメラに収めることが常套手段として用いられています。しかし、与えられた設定以上の何かが登場人物に憑依し、演技という枠を越え出る瞬間、異様な心理劇へと変化していきます。

その意味で小泉の作品は、映像という「メディア=霊媒」による口寄せの儀式であるといってもいいでしょう。とりわけ今回出展する二作品は、声を別の身体に憑依させることでリアリティを増幅させる性格が強いように思われます。

「告白」とは、愛の告白のような個人的な感情を吐露するだけではなく、時として秘められた真実を公にすることで安定した現状の拠りどころを不確実なものに変えてしまうような危険を孕んだ社会的行為でもあります。小泉は、「告白」という語りの形式が呼び込んでしまう「過剰なもの」を浮き彫りにしながら、誰によって、何が、語られ得るのか/語られ得ないのか―またそのことは観る者にとってどのような意味を持つのか―を問いかけます。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2016年10月28日(金)〜2016年11月27日(日)
会場 京都芸術センター Google Map
展示室京都芸術センター ギャラリー北・南
住所 京都府京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
時間 10:00〜20:00
休館日 会期中無休 
観覧料 入場無料
TEL075-213-1000
URLhttp://www.kac.or.jp/events/19562/

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《最後の詩》2 チャンネル・ビデオ・インスタレーション 2013
「未完風景」Palazzetto Tito、Bevilacqua La Masa 財団、ヴェネチア、2013、展示風景
写真提供:国際交流基金、撮影:木奥惠三
Image courtesy of the artist & Annet Gelink Gallery (Amsterdam), MUJIN-TO Production (Tokyo)

《忘却の地にて》2スクリーン・ビデオ・インスタレーション、絵葉書、2015
Image courtesy of the artist & Annet Gelink Gallery (Amsterdam), MUJIN-TO Production (Tokyo)