この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
鏑木清方が描く女性たちの装いは、美しさや華やかさを表現するのみならず、描かれた時代や季節を表わし、人物の人となりを表わすものでもありました。江戸文化の名残をとどめる東京の下町ではぐくまれた感性と、たゆまぬ時代風俗の研究により描かれた和の装いは、清方の美意識の結晶ともいえます。
なかでも白と藍とが織りなす浴衣の情趣を、清方はこよなく愛しました。駆け出しの挿絵画家だった頃、挿絵の仕事とかけもちで浴衣の図案を描き、日本画家となってからも浴衣の意匠を手掛けた清方は、浴衣の図案集を出すことも考えたほどでした。「團扇とゆかた、をれはとりもなほさず都會人の、といふよりは、東京のものの夏の生活そのものと云へるのではあるまいか。(「團扇と浴衣」)清方の心の中で、浴衣は、古きよき時代の夏の情景と深く結びついているのです。
本展覧会では、夏から秋にかけての季節の装いを描いた作品を、清方が考案した浴衣地や描き絵を施した絽の着物とともにに紹介します。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 |
2022年7月2日(土)〜2022年9月11日(日)
|
|---|---|
| 会場 |
鎌倉市鏑木清方記念美術館
|
| 住所 | 神奈川県鎌倉市雪ノ下一丁目5番25号 |
| 時間 |
9:00〜17:00
(最終入場時間 16:30)
|
| 休館日 |
月曜日 7月19日(火) ※ただし7月18日(月・祝)は開館 |
| 観覧料 | 一般 300円 小・中学生 無料 |
| TEL | 0467-23-6405 |
| URL | http://www.kamakura-arts.or.jp/kaburaki/index.html |
鎌倉市鏑木清方記念美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
講演会・イベント情報EVENT INFORMATION
◆ 夏休み親子鑑賞
会期中、小・中学生と同伴者は観覧料無料
◆ 着物で楽しむ美術館
会期中、着物・浴衣でご来館の方は観覧料50円割引
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出展作品・関連画像IMAGES
柳川春葉・著『母の心』木版口絵 明治38年(1905) 鎌倉市鏑木清方記念美術館蔵