この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
『銀河鉄道の夜』。宮沢賢治の数々の作品の中でもひときわ輝く謎めいた孤高の名作に、漫画界の異才ますむらひろしが挑み、大作『銀河鉄道の夜・四次稿編』(原作・宮沢賢治、作画・ますむらひろし)が生まれました。信仰と大地と共に生きた宮沢賢治と独特のファンタジーと猫のキャラクターで知られる漫画家ますむらひろし、それぞれの世界観が交錯し、昇華された美しくも切ない物語が読者の心に降り注がれます。
ますむらひろし最新作の『銀河鉄道の夜・四次稿編』は、全4巻・約600頁からなり、本展覧会では、そのうち既刊の第1巻・第2巻の漫画生原稿と創作資料、メモ、ラフスケッチなどを展示し、ますむらひろしによる「銀河鉄道の夜」の世界を紹介します。
猫も亡くなったら銀河鉄道に乗る。
今夜モミが乗る隣の席に、
俺の心の化身が乗るだろう。
そうなのだ、
「銀河鉄道の夜」は、愛おしい死者を、
離れたくない心が
「どこまでも送っていく」物語なんだ。
ますむらひろし
※モミはますむらひろし氏の愛猫
◆ ますむらひろし プロフィール
1952年山形県米沢市生まれ。初めて描いた漫画『霧にむせぶ夜』で1973年に第5回手塚賞準入選。同年『1975』で「月刊ガロ」に入選、1975年に同誌で『ヨネザアド物語』を発表。1976年から「月刊マンガ少年」に『アタゴオル物語』を発表し、同作は初期代表作となり長期に渡ってシリーズ化された。1997年に日本漫画家協会大賞受賞。1983年からは宮沢賢治の作品を多数漫画化し、その功績により2001年に宮沢賢治学会イーハトーブ賞を受賞。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2023年1月28日(土)〜2023年3月26日(日) |
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会場 | 八王子市夢美術館 Google Map |
住所 | 東京都八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子2F |
時間 |
10:00〜19:00
(最終入場時間 18:30)
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休館日 | 月曜日 |
観覧料 | 一般 700円 学生・65歳以上 350円 中学生以下 無料 |
TEL | 042-621-6777 |
URL | https://www.yumebi.com/ |
八王子市夢美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
講演会・イベント情報EVENT INFORMATION
◆ 講演会『銀河鉄道の夜』を描いて気づいたこと
講師:ますむらひろし
日時:2023年2月18日(土) 午後2時30分~4時
会場:八王子市学園都市センター12階 イベントホール
住所:八王子市旭町9-1 八王子スクエアビル(八王子オクトーレ)
定員:200名(応募多数の場合は抽選)※社会情勢により定員は変更される場合があります。
費用:無料
応募方法:往復はがき(1人1枚、応募2名まで)に住所、氏名、電話番号と、ますむら講演会と明記のうえ返信面に応募者の宛名を書いて八王子市夢美術館(八王子市八日町8-1 2F)へ。
応募〆切:2月3日(金)必着
◆ 「ますむらひろしサイン会」
サインはますむらひろし氏の書籍・画集に限定させていただきます。会場でも販売しています。
日時:① 2月5日(日)② 3月11日(土)いずれも午後3時~5時予定
定員:各回100名(先着)整理券を当日午前10時より美術館ホワイエ(ロビー)にて配布
会場:八王子市夢美術館ホワイエ
費用:無料
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