この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
日本の美術史を最初に体系的にまとめたのが、1890年の東京美術学校(現 東京藝術大学)における岡倉天心が行った日本美術史の講義とされています。
本展は、美術の理解を深めるという原点に立ち返り、鑑賞者が最初に見る、作品の形やモチーフに焦点をあて、代々日本の文化の中心に位置して美術を保護、奨励してきた皇室に伝えられた品々を収蔵する宮内庁三の丸尚蔵館の名品、優品約90件で日本美術をわかりやすく紹介します。
昨年宮内庁三の丸尚蔵館の収蔵品として、初めて国宝に指定された5件の作品―平安時代三跡の一人・小野道風の「屏風土代」、鎌倉時代の名品・やまと絵の集大成として名高い絵巻「春日権現験記絵」と元寇の様子を描いた絵巻「蒙古襲来絵詞」、安土桃山時代を代表する狩野永徳筆「唐獅子図屏風」、江戸時代の絵師・伊藤若冲の代表作「動植綵絵」を、揃って公開する初の機会となります。
「動植綵絵」は10幅(芍薬群蝶図、梅花小禽図、向日葵雄鶏図、紫陽花双鶏図、老松白鶏図、芦鵞図、蓮池遊魚図、桃花小禽図、池辺群虫図、芦雁図)をまとめて鑑賞できる大変貴重な機会となります。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2022年8月6日(土)〜2022年9月25日(日) |
---|---|
会場 | 東京藝術大学大学美術館 Google Map |
住所 | 東京都台東区上野公園12-8 |
時間 | 10:00〜17:00 |
休館日 |
月曜日 ※ただし9月19日(祝)は開館 |
観覧料 | 未定 |
TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | https://tsumugu.yomiuri.co.jp/tamatebako2022/ |
東京藝術大学大学美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
東京都台東区で開催中の展覧会