この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
日々紡いでいく暮らし。“モーゼスおばあさん” が描く幸せの風景――
グランマ・モーゼスは、無名の農婦から、70代で本格的に絵を描き始め、80歳の時ニューヨークで初めての個展を開きました。身近な出来事や自然への温かなまなざしを映した作風とそのユニークなキャリアは、当時、大恐慌や第2次世界大戦を経験し疲弊していたアメリカの人々の心をとらえ、一躍人気作家となります。日本でも1980年代に初めて紹介されて以来、根強いファンが多くいることで知られています。
今回、生誕160年を機に特別に企画された本展は、国内で開催される回顧展としては16年ぶり。第1章「アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス」、第2章「仕事と幸せと」、第3章「季節ごとのお祝い」、第4章「美しき世界」から成る4章構成により、最初期の作品から100歳で描いた絶筆、また愛用品や関連資料まで、日本初来日を含む約130点を展示します。自然や素朴な暮らしを愛し、たくましく誠実に、素敵な100年を生きたモーゼスおばあさんの世界を紹介します。
◆ アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス
Anna Mary Robertson Moses
(1860年9月7日ニューヨーク州生まれ)
人生の大半を農家の主婦として家庭をきり盛りしてきたが、70代になりリウマチの悪化で得意の刺繍絵が上手くいかなくなり、絵筆を手に作品を描き始める。ニュー・イングランドの自然や農村の暮らしを素朴な筆致で描いた作品は、偶然、村を訪れたコレクターの目にとまり、ニューヨークで展示されるや人々の心を打ち、たちまちにして人気作家となった。グランマ・モーゼス(モーゼスおばあさん)との愛称により国内外で作品が展示され、大統領から表彰を受けるなど著名になってからも、モーゼスは変わらず農家の一主婦としての堅実な暮らしをまもり、101歳で亡くなる年まで1,600点以上の作品を描き続けた。
◎巡回情報
あべのハルカス美術館 ※会期終了
2021年4月17日(土)~ 6月27日(日)
名古屋市美術館
2021年7月10日(土)~ 9月5日(日)
静岡市美術館
2021年9月14日(火)~ 11月7日(日)
東広島市立美術館
2022年春開催予定
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2021年11月20日(土)〜2022年2月27日(日) |
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会場 | 世田谷美術館 Google Map |
展示室 | 1階展示室 |
住所 | 東京都世田谷区砧公園1-2 |
時間 |
10:00〜18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 |
月曜日 12月29日(水)~1月3日(月) 1月11日(火) ※ただし、1月10日(月・祝)は開館 |
観覧料 | ※日時指定予約制(予定) 一般 1600円 65歳以上 1300円 大高生 800円 中小生 500円
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TEL | ハローダイヤル:050-5541-8600 |
URL | https://www.grandma-moses.jp/ |
世田谷美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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