この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
三橋直人は2020年に吉野熊野国立公園大台ヶ原山に出会って以来その存在感に魅了され、当時住んでいた大阪から奈良へ移住し、大台ヶ原を撮り続けている写真家です。大台ヶ原に出会って以降、入山シーズン(4月下旬から11月末まで)になると週1回以上は入山し、現在までに大台ヶ原の様々な表情を10万枚程度撮影しています。
三橋は山に入り、山で時間を過ごし、カメラを通して大台ヶ原を見つめることで、「美しい」以上の複雑な表情が入り組んで存在していることに気づきます。美しいと思った次の瞬間には厳しい風や寒さを感じるなど、三橋がこれまで信じてきた常識を、大台ヶ原は軽々と覆していきます。様々な表情を持つ大台ヶ原を撮るためには、その状況の中に三橋が「存在している」ということが前提になります。大台ヶ原と向き合い、「撮る」という行為は、自身が抱える孤独ともつながっているのかもしれないと、近年ではそのようにも感じるようになりました。
本展は、三橋が大台ヶ原にここまで惹かれる理由を知る軌跡のような写真展でもあります。大台ヶ原が見せるその自然の表情は、鑑賞者にとっても感情を写す鏡のように見える瞬間があるかもしれません。ぜひお楽しみください。
◆ 三橋直人 プロフィール
奈良県奥吉野地域にある大台ヶ原山(おおだいがはらやま)を撮影する写真家。学生時代にアメリカ・ヨセミテ国立公園の風景写真を代表作とする写真家アンセル・アダムスの作品に傾倒し、その影響で日本の国立公園を巡る中で出会った吉野熊野国立公園・大台ヶ原山の神秘的な風景に衝撃を受け、一目惚れをして同山を撮影する写真家として活動を始める。以降は、山麓の上北山村に移住し、毎週山へ撮影に通っている。誰よりも大台ヶ原山に通い、愛する自身にしか表現できない「吉野熊野国立公園 大台ヶ原山」の神秘性を写した風景写真作品が、作家としての特徴となっている。奈義町及び岡山県北は祖父母と縁があり、町の穏やかで美しい自然風景は自身が風景写真を撮り始めるきっかけの一つとなった。
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2026年4月18日(土)〜2026年6月21日(日) |
|---|---|
| 会場 |
奈義町現代美術館
|
| 住所 | 岡山県勝田郡奈義町豊沢441 |
| 時間 |
9:30〜17:00
(最終入場時間 16:30)
|
| 休館日 | 月曜日・祝日の翌日(5月4日(月・祝)〜5月6日(水・祝)は開館、4月30日(木)・5月7日(木)は休館) |
| 観覧料 | 一般・大学生 200円(小学生未満、75歳以上無料) ※常設展を併せて観覧する場合は、通常観覧料金(一般・大学生700円)です |
| TEL | 0868-36-5811 |
| URL | https://www.town.nagi.okayama.jp/moca/news/20260418.html |
奈義町現代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
岡山県で開催中の展覧会
出展作品・関連画像IMAGES
三橋直人(みつはし なおと)