この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
今春、原美術館ARCでは、特別展示室・觀海庵において「安藤正子:普通の日々」展を開催します。小さな楽焼約150点によるインスタレーション『ニューノーマル』(2024年)を中心に、新作の油彩画を含む絵画や映像を和の設えの展示室、觀海庵(かんかいあん)と呼応させ、小規模ながらも安藤正子の現在地を観る機会となります。
原美術館(東京・品川、2021年閉館)での鉛筆画と油彩画の個展「安藤正子-おへその庭」(2012年)から早14年。かつての絵画表現に心理的な乖離が生じた時期に、陶のレリーフと格闘することで絵画的イメージを物理的に立ち上げるようになり、楽焼の作品『ニューノーマル』へと繋がっていきました。楽焼の手法に現在の心境が合致し、手と土と火とで、花、りんご、子供の足、猫など、まるで絵画の虚構から現実へと取り出してきたかのような小さな陶の数々を作る安藤。地球上のそこここで絶え間なく続く戦禍や災禍に心を痛めながらも、そのような「新しい日常」に負けまいと、「赤々と燃える火や燻る煙の中にある何かに目を凝らし、光るかけらを探し出し」、ひとつひとつ、ひとりひとりを瓦礫の中から救い出しています。
◆ 安藤正子略歴
1976年愛知県生まれ。瀬戸市を拠点に活動。主な個展に、「ハラ ドキュメンツ9 安藤正子―おへその庭」(原美術館、東京、2012年)、「安藤正子展 ゆくかは」(一宮市三岸節子記念美術館、愛知、2023年)がある。現在、愛知県立芸術大学美術学部油画専攻准教授。令和5年度(第74回)芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。
https://www.masakoando.com
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2026年3月14日(土)〜2026年9月6日(日) |
|---|---|
| 会場 |
原美術館 ARC
|
| 展示室 | 特別展示室 觀海庵(かんかいあん) |
| 住所 | 群馬県渋川市金井2855-1 |
| 時間 |
9:30〜16:30
(最終入場時間 16:00)
|
| 休館日 |
木曜日 8月中無休 |
| 観覧料 | 「虹のつくり方」と共通チケット 一般 1,800円(1,500円) 70歳以上 1,500円(1,200円) 大高生 1,000円(700円) 小中生 800円(500円)
|
| TEL | 0279-24-6585 |
| URL | https://www.haramuseum.or.jp/jp/arc/exhibition/2171/ |
原美術館 ARCの情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
「ニューノーマル」 陶土、釉薬 サイズ可変 2024年 Photo by Tamotsu Kido ©Masako Ando
「キャロットジュース」木製パネルに雲肌麻紙、水彩絵具、アクリル絵具、日本画顔料、水彩色鉛筆、鉛筆、墨、パステル 150 x 142 cm 2024年 ©Masako Ando